社会人2年目、給与の手取り額が減るので要注意

2018年5月21日

2018年4月から社会人2年目になったメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

時間というのは本当にあっという間なんだなとつくづく思います。

社会人2年目になったのに、給与の手取り額が減るらしいです。

は?ふざけたこと言ってんじゃねえ」と思いますよね。

ところがどっこい、本当なんです。

社会人2年目、手取り額が減ります

社会人2年目で手取り額が減る理由は「住民税」です。

住民税とはなんぞや?

住民税とは

住民税とは、都道府県が徴収する都道府県民税と市町村が徴収する市町村民税を合わせたもの。

要は日本に住んでいる以上徴収される税金の一つですね。

この住民税の目的は、各種行政手続、子育て支援、ごみ処理などの行政サービスを行うための資金確保です。

ここは覚えといて損はないですね。

普段意識することがない税金ですが、なにに使用されているのか調べてみると意外と知らなかったりします。

住民税は1年遅れで徴収される

この住民税、ややこしいことに1年遅れて徴収されます。

住民税には1月~12月の1年間の所得に対して支払う所得割というものがあります。

この所得割は前年の所得に対して支払うことになります。

よって、前年の所得がないであろう社会人1年目には住民税はかからないということです。

しかし、前年の所得がある社会人2年目には住民税がしっかり課されます。

住民税の天引きは6月から

社会人は基本的に給与から天引きで税金等を支払っていると思います。

住民税も同じく給与から天引きされます。

住民税は6月から天引きされます。

6月から翌年5月の12ヶ月間で年間の住民税を支払うということになります。

住民税はどのくらい?

住民税はどのくらい毎月の給与から天引きされるんでしょうか。

一番気になりますね。

住民税の税率は一律10%

住民税は一律10%と決められています。

そこに2014年6月から10年間、復興増税(1000円)が上乗せされます。

モデルケースで試算してみる

私の前年度年収からざっといくらくらいなのか試算してみます。

私の前年度年収は340万円でした。

前年度給与収入と社会保険料控除等から計算してみます。
※「住民税に自動計算サイト」様を使用して計算しました。

 

ざっと計算してみると、およそ14万1千円でした。

この金額を12で割ると、11,750円が毎月の給与から天引きされることになりそうです。

 

おいおいまじですか・・・。結構な金額じゃないですか。

社会人2年目になり、昇給があるのでそれを楽しみにしていたのですが、住民税で相殺、あるいはマイナスになりそうですね・・・。

やはり給与の手取り額が減ることになりそうです。

 

皆さんも是非試算してみて、天引きされる金額をある程度覚悟しておいた方がいいかもしれません。