株主優待で利回り15%!極楽湯HD【2340】

2020年4月26日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

今回は株主優待券で利回りが15%を超える銘柄「極楽湯ホールディングス」について記事にします。

基本データ

会社名 株式会社極楽湯ホールディングス
本社所在地 東京都千代田区麹町2-4麹町鶴屋八幡ビル
事業内容 「極楽湯」「RAKUSUPA」ブランドの銭湯を展開。
(直営店・フランチャイズ展開)国内店舗数業界首位。
代表者 代表取締役社長 新川隆丈
設立年月日 1980年11月27日
従業員 145人
平均年収 4,320千円
市場名 東証JASDAQスタンダード (証券コード:2340)

参照元:Yahoo!ファイナンス

社名の通り、「極楽湯」や「RAKUSUPA」ブランドで銭湯の直営店・フランチャイズビジネスを展開しています。

市場に上場しているのは、ホールディングスなので持株会社ですね。

因みに、極楽湯は銭湯でRAKUSUPAはそれを更にパワーアップした銭湯です。コミックや岩盤浴など、一日中入れる施設になっているようです。

株主優待で驚異の利回り15%

保有株式数 1年以上保有 2年以上保有
100株以上 300株未満 4枚 5枚
300株以上 500株未満 6枚 7枚
500株以上 5,000株未満 10枚 11枚
5,000株以上 20枚 21枚

さて本題ですが、極楽湯ホールディングスの株主優待は保有株式数に応じて無料入浴券が貰えます。

尚、1年以上継続保有しなければ無料入浴券は貰えません。

100株保有が一番利回りが高く、店舗によって入浴料は違いますが都内近郊の多摩センター店は土日祝¥980です。

¥980×5枚 + ¥600(税引前配当金)=\5,500

現在の株価\367で計算すると、2年保有時の最大利回りは約15%となります。

すごい利回りですね。極楽湯のヘビーユーザーは必見の優待内容となっております。

因みに、以前は6ヶ月以上の保有で無料入浴券を貰えましたが、2017年から1年以上の保有へと変更になっています。

この変更は改悪と言えるでしょう。

優待券は金券ショップで売却可能

近くに極楽湯がない人は無料入浴券を金券ショップで売却できるので安心です。

この場合利回りは下がりますが、それでも総合利回り6.4%です。(2年保有時)

金券ショップで売却した場合でもかなりの高利回りですね。

金券ショップでの買取は¥350円程度が相場のようです。

 

ヤフーオークションでは1枚¥500~\600程度、5枚綴りでは¥2,800~¥3,000程度で取引されているようです。

ヤフーオークションの場合は少し手間はかかりますが、比較的高単価で売却できますね。

業績

売上高

出所:極楽湯ホールディングス公式HP

売上高は2019年に大きく増加しています。これは中国への進出によるものですね。

2018年に中国 武漢へ初出店しています。

もちろん今年は業績が悪くなるのは明白です。更に中国店舗が武漢ですから・・・、想像するまでもありません。

経常利益

出所:極楽湯ホールディングス公式HP

経常利益は大きくマイナスです。

主な要因は初期出店費用の増加、人件費の増加、大型店舗改装による修繕費です。

正直この状態は良いとは言えませんね。(というか悪い)

自己資本比率

自己資本比率
2017年3月期 28%
2018年3月期 34.6%
2019年3月期 29.7%

自己資本比率は30%程度で推移しています。まずまずといったところです。

やはり利益水準がやや厳しいですね。

また、新型コロナウイルスの影響が長引くことによって、状況は更に厳しくなることが予想されます。

役員報酬を返上

2020年4月14日にIRがでていましたが、役員報酬の自主返上を実施したようです。

→時開示:役員報酬の自主返上に関するお知らせ

内容は、代表取締役、取締役、監査役の月額報酬を返上するというもの。

実質、給与カットですね。

このことから、実情はかなり厳しいことが明らかです。

株価推移

極楽湯ホールディングス 5年チャート 出所:Yahoo!ファイナンス

5年チャートですが、長期的に株価が漸減しています。

中国進出のニュースがでたときは株価は爆上げしましたが、それも一時のものでした。

果たして今後どうなるのか、誰にもわからない。

まとめ

    • 株主優待+配当で最大利回り15%
    • 中国進出・M&A戦略と動きは活発。
    • 今年は新型コロナウイルスの影響で先行き不透明。
    • 更に原油安も相まって株価低迷中。

新型コロナウイルスの影響がどこまで伸びるのか、現状先行きはかなり不透明です。

極楽湯ホールディングスのビジネスはこの影響をモロに受けています。

したがって、現状の投資判断は「様子見」と判断します。

最後に、投資は自己責任でお願いします。

 

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