たったの2年で3000万円→6500万円まで増やすことは可能なのか検証してみた
どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。
いつもお世話になっております。
今回は巷で賑わっているあんぱんさん(@anpanFIREman)の疑惑のグラフについて検証していきたいと思います。もちろん忖度なしで。
ちなみにあんぱんさんとは昔から相互フォローの仲でしていつも仲良くさせて頂いております。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
疑惑のグラフとは
疑惑のグラフとはこのグラフのことです。↓
2020年から2022年にかけて急激に資産を伸ばしています。これだけを見ると疑問を持たれるのはなんら不思議ではありません。
また同氏他ツイートからの情報も整理すると以下の通り。
- 2020年の3,000万円まではほとんど貯金で作った。
- 2020年に3,000万円を投資して6,500万円まで増やした。
- 運用銘柄はVOO,QQQが主。
- 親からの相続はなし。
- 2023年3月時点で36歳
ざっとこんな感じでしょうか。正直そこまで深く調べてませんので他に追加情報ありましたら教えてください。
3,000万円までの過程は置いておいて、ひとまず2020年の3,000万円から2022年までの2年間で6,500万円まで資産を増加させることが可能なのか検証していきます。
検証
検証はいつも通りPortfolio VisualizerのBacktest Portfolioを使用します。
こちらのサイトでは過去から遡り配当込みのトータルリターンを簡単に求めることができます。
あんぱん氏の場合、VOO,QQQの割合が不明ですのでいくつかパターンを作ってみます。
- VOO 100%
- VOO 80% QQQ 20%
- VOO 60% QQQ 40%
- VOO 40% QQQ 60%
- VOO 20% QQQ 80%
- QQQ 100%
VOO 100%とQQQ 100%の可能性は無いのですが一応参考まで。
もちろん為替レートも考慮します。
2020年1月での平均レートは1ドル107円、2022年12月は131円で計算します。
尚、期間は2020年1月~2022年12月とします。
VOO 100%の場合
2020年に3,000万円(280,373ドル)をVOOに投資した結果、2022年12月時点で以下のようになりました。
349,433ドルとなり1ドル=131円で計算すると約4,577万円という結果に。
これじゃあ足りませんね。
さて他のポートフォリオも同様に見ていきます。
VOO 80% QQQ 20%の場合
約4,630万円
VOO 100%よりは少し増えましたがこれでも足りません。
以下からはちょっと端折ります。
VOO 60% QQQ 40%の場合
結果、約4,668万円
ほぼ変わらず。
VOO 40% QQQ 60%の場合
約4,690万円 だめです。
VOO 20% QQQ 80%の場合
約4,696万円 これもダメ。
QQQ 100%の場合
最後にQQQ 100%ポートフォリオも一応見ておきます。
約4,682万円 やっぱダメですね。
期間が悪いのかも
多分切り取る期間が悪いんだと思います。
期間をコロナショック時の大底に近い2020年4月~2022年12月に変更してみます。
また2022年のドル円はボラが激しいですので、良い時期を切り取って140円くらいにしときましょう。
すると以下のような結果に。
428,737ドル×140円=約6,000万円
いきましたね!
あと2年間の積み増し分を含めれば6,500万円は十分到達可能であると思います。
まとめ
- 2年間で3,000万円→6,500万円は可能である。 ただし条件付き
条件さえ揃えばVOOとQQQメインのポートフォリオで3,000万円から6,500万円まで資産を増やすことは可能であると私の方で結論付けました。
条件はざっくりと下記。
- コロナショック時の株式市場において大底に近いタイミングで3,000万円一括投資
※一括でなくてもほぼ底であれば分割でも可 - ドル円は1ドル130円台後半~150円の円安時。
- VOO,QQQの割合は資産額に大きな影響なし。
こんな感じですかね。
確かにあんぱん氏の資産の増え方は異常に見えて疑いの目を持ちたくなりますが、タイミングに依っては可能性はあると思います。
2020年まではほとんど貯金で蓄えた3,000万円という大金をよくもまあそのタイミングで投資に踏み切ったなと思いますが、あんぱん氏の先見の明は正しかった、そう言わざるえません。
Enjoy!! your investment Life!!
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