高配当という魔物に取り憑かれた投資家の末路

2020年3月11日

※はじめに断っておきますが当記事はあくまでも、わたくしメーカー営業マンの経験によるものです。

まずはじめに見ていただきたい。

私の保有する”かつての高配当銘柄”「日産自動車」の爆損である。

評価損益率-54.74%評価損29万円と、投資額の半分以上が溶けている。

投資額こそ少ないものの、当方のような弱小投資家にとってはかなりの痛手である。

日産自動車 2年チャート 出所:Yahoo!ファイナンス

そしてのこのチャートである。

かつて”高配当”で個人投資家に人気であった「日産自動車」の株価チャートである。

見事なまでに綺麗な右肩下がりである。

カルロス・ゴーンの逮捕をはじめ、相次ぐ役員の交代。経営陣はもうボロボロである。

世界を代表する車メーカー”技術の日産”はもはや見る影もない。

無配転落

日産自動車 配当推移 出所:日産自動車公式HP

そんな日産自動車は2019年度期末配当金を無配へ下方修正した。

まるで無配転落を予期していたかの如くの株価チャートである。

増配を重ね、配当が少しずつ増加する一方、株価は下がっていくばかり。

私が株を買った時点ですでに、奈落の底へ向かっていたのだろうか・・・。

そんな日産自動車であるが、私は買付を行っている。

先日のコロナショックで爆下げした瞬間にナンピンを実施した。(その後更に暴落で400円を割った)

もはやここまでくると可愛いものである。

せめて復配して欲しいが、来期予想は更に厳しく、すぐには難しいだろう。

 

高配当という魔物に取り憑かれてしまった反省も含め、
「日産自動車」を私の証券口座へ刻んでおくものとする。

 

日産よ共に生きよう。