高配当という魔物に取り憑かれた投資家の末路
※はじめに断っておきますが当記事はあくまでも、わたくしメーカー営業マンの経験によるものです。
まずはじめに見ていただきたい。
私の保有する”かつての高配当銘柄”「日産自動車」の爆損である。
評価損益率-54.74%、評価損29万円と、投資額の半分以上が溶けている。
投資額こそ少ないものの、当方のような弱小投資家にとってはかなりの痛手である。
日産自動車 2年チャート 出所:Yahoo!ファイナンス
そしてのこのチャートである。
かつて”高配当”で個人投資家に人気であった「日産自動車」の株価チャートである。
見事なまでに綺麗な右肩下がりである。
カルロス・ゴーンの逮捕をはじめ、相次ぐ役員の交代。経営陣はもうボロボロである。
世界を代表する車メーカー”技術の日産”はもはや見る影もない。
無配転落
日産自動車 配当推移 出所:日産自動車公式HP
そんな日産自動車は2019年度期末配当金を無配へ下方修正した。
まるで無配転落を予期していたかの如くの株価チャートである。
増配を重ね、配当が少しずつ増加する一方、株価は下がっていくばかり。
私が株を買った時点ですでに、奈落の底へ向かっていたのだろうか・・・。
そんな日産自動車であるが、私は買付を行っている。
先日のコロナショックで爆下げした瞬間にナンピンを実施した。(その後更に暴落で400円を割った)
もはやここまでくると可愛いものである。
せめて復配して欲しいが、来期予想は更に厳しく、すぐには難しいだろう。
高配当という魔物に取り憑かれてしまった反省も含め、
「日産自動車」を私の証券口座へ刻んでおくものとする。
日産よ共に生きよう。
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