米国最大の公益企業デューク・エナジー(DUK)が増配発表!
どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。
米国最大の電力会社、デューク・エナジー(DUK)が、2020年7月6日に増配を発表しました。
年間配当を3.78ドルから3.86ドルへ、2.1%の増配を実施するとのこと。
デューク・エナジー
社名 | Duke Energy Corp |
所在地 | 550 South Tryon Street Charlotte, NC 28202-1803 USA |
事業内容 | デューク・エナジーは米国大手の電力・エネルギー会社。米国電力・ガス部門はノースカロライナ、サウスカロライナ、オハイオ、インディアナ、ケンタッキーの各州で電力事業を行い、天然ガスの輸送と販売を手掛ける。同社の発電所は主に中西部に位置する。米国外エネルギー部門は、中南米を中心に電力と天然ガス事業に従事する。 |
代表者 | Ms. Lynn J. Good |
従業員数 | 30,083人 |
設立年 | 1917年 |
上場市場 | NYSE(ティッカー:DUK) |
セクター | 公益 |
配当権利月 | 2月/5月/8月/11月 |
配当落ち月 | 3月/6月/9月/12月 |
参照元:Yahoo!ファイナンス
デューク・エナジーは米国で最大の売上規模を誇る公益企業です。
主力地域は、フロリダ州、インディアナ州、ケンタッキー州、ノースカロライナ州、オハイオ州、サウスカロライナ州の6州です。
電力事業が94%を占めています。
残り6%は天然ガス事業、その他事業となっています。
先日、バフェットがドミニオン・エナジー(D)から天然ガス輸送・販売事業を買収しましたが、デューク・エナジーも同様に天然ガス・輸送事業を行っています。
配当・配当性向
配当は増配傾向が続いており、今回の増配で12年連続増配となりました。
リーマンショック時に減配を実施していますので、増配年数は12年と他の米国企業と比較すると短く感じます。
配当性向は一時100%を超えたときもありましたが、近年は減少傾向が続いてます。
配当性向について、デューク・エナジーのアニュアルレポートに以下のような記載がありました。
Duke Energy targets a dividend payout ratio of between 65% and 75%,
based upon adjusted diluted EPS, and expects this trend to continue through
2024. In 2019 and 2018, Duke Energy increased the dividend by approximately
2% and 4%, respectively, and the company remains committed to continued
growth of the dividend.Duke Energy -2019 ANNUAL REPORT-
デューク・エナジーは配当性向を65-75%を目標としており、この姿勢は2024年まで続くようです。
更に、2018年,2019年と2-4%の増配を実施しており、この増配姿勢も会社は継続していくことを約束するとのことです。
配当履歴
年 | 配当($) |
2010年 | 2.91 |
2011年 | 2.97 |
2012年 | 3.03 |
2013年 | 3.09 |
2014年 | 3.15 |
2015年 | 3.23 |
2016年 | 3.36 |
2017年 | 3.49 |
2018年 | 3.63 |
2019年 | 3.75 |
2020年 | 3.86 |
配当はリーマンショック時の減配以降、安定して増配を続けています。
業績推移
リーマンショック以降、売上高・営業利益は増加しています。
また利益率も20%以上と高水準を維持しています。
公益企業らしく非常に安定した業績です。
株価推移
デューク・エナジー(DUK) 1年チャート 出所:楽天証券
コロナショック前までは上昇トレンドが続いており、100ドルをタッチしていました。
米国の利下げによりその後の株価は下げに転じています。
金利低下局面では以下の要因で公益セクターは売られます。
- 資産価値の減少
- 相対的な配当利回りの魅力の低下
- 借り入れコストの上昇による設備投資縮小
個人的には長期的に見て80ドル以下は買いと思っています。
直近決算
2020年3月期 四半期決算
(前年同期比)
売上高:5,949(-2.6%)
EPS:1.14
営業利益:1,489(+34%)
営業利益率:25.03%
純利益:938(+39%)
直近決算はまずまずといったところではないでしょうか。
当方保有状況
2018年頃に購入して以降、現在までホールドしています。
一時は株価100ドルをタッチし、含み益が凄いことになっていましたが今は残念ながら5%程度の含み益です。
DUKからは約17万円の投資元本に対して約13,000円(税引後)の配当を貰っており、投資元本回収率は約8%となっています。
現状はコロナショックの影響で金利低下、公益セクターは下落局面となっています。
今後コロナ収束、金利上昇となれば再び株価上昇は見込めるのではないかと考えています。
80ドルを割ったタイミングで久しぶりに買い増しを進めていこうと検討しています。
※投資は自己責任でお願いします。
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