【米国株】コロナショックのセクター別騰落率を見てみる
どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。
コロナショックでは久々の大暴落を喫しましたね。
資産が大きく目減りした人も多いと思います。というか大半がそうだと思います。
今回は、コロナショック時の米国株11セクターの騰落率をまとめてみました。
どのセクターが弱かったのか、強かったのかが分かると思います。
さて、見ていきましょう。
目次
【米国株】コロナショック、セクター別騰落率
各セクターETFのコロナショック前高値からコロナショック後底値をもとに騰落率を計算してみます。
参照した各セクターETFは以下の通り。
セクター | ETF | 主要銘柄 |
エネルギー | VDE | XOM,CVX |
公益 | VPU | NEE,D,DUK |
生活必需品 | VDC | KO,PG,WMT |
金融 | VFH | JPM,BRK,BAC |
素材 | VAW | LIN,APD,DOW |
ヘルスケア | VHT | JNJ,PFE,ABBV |
資本財 | VIS | UNP,BA,MMM |
一般消費財・サービス | VCR | AMZN,HD,MCD |
情報技術 | VGT | MSFT,AAPL,V |
電気通信サービス | VOX | GOOGL,FB |
不動産 | VNQ | AMT,CCI,PLD |
※順不同
エネルギーセクター
-58.9%
出所:StockCharts
公益セクター
-37.9%
出所:StockCharts
生活必需品セクター
-26.5%
出所:StockCharts
金融セクター
-45.3%
出所:StockCharts
素材セクター
-38.4
出所:StockCharts
ヘルスケアセクター
-29.9%
出所:StockCharts
資本財セクター
-43.4%
出所:StockCharts
一般消費財・サービスセクター
-41.8%
出所:StockCharts
情報技術セクター
-34.2%
出所:StockCharts
電気通信サービスセクター
-34.0%
出所:StockCharts
不動産セクター
-43.8%
出所:StockCharts
下落率順
下落率順で見てみると、トップはやはりエネルギーセクターとなりました。
その次に金融、不動産、資本財セクターです。
そして一番下落率が低かったのは生活必需品セクターでした。
その次がヘルスケア、ハイテクとなりました。今回のコロナショックで強かったのはハイテクでしたが、意外にも生活必需品も強かった結果となりました。
とはいえ、ハイテクはその後の上昇が半端なかったです。
コロナショック後上昇率
以下表はコロナショック時の底値からコロナショック後の高値をもとに上昇率を計算したものです。
エネルギーセクターは下げ幅が大きかった分、戻りも大きくボラティリティが高い傾向になりました。
公益、金融セクターについては出遅れている感が否めません。
一般消費財・サービス、情報技術セクターはコロナショックで下げた分以上に上昇しています。
まとめ
高配当が多い、エネルギー、金融、不動産、公益はコロナショックのような暴落下では弱い傾向になりました。
生活必需品は安定しており、下落率が低く、その後の反発では株価は戻しています。
一方で情報技術や電気通信サービス、一般消費財・サービスセクターは下落後に大きく反発しており、下落前高値を更新してさえいます。
こうしてセクター別で見てみると、資金がどこに流れているのか、なにか特徴が掴めるかもしれませんね。
Enjoy!! your investment Life!!
↓こちらもワンクリックして頂けると泣いて喜びます。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません