【速報】すかいらーくHD(3197)が株主優待を改悪!300株以上の株主は約半分に。

2020年9月10日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

飲食チェーン店「ガスト」で有名なすかいらーくHDが株主優待の改悪を発表しました。

 

もともと、すかいらーくの株主優待はかなりの経費で、いつ廃止されてもおかしくないと言われていました。

もしかすると今回の改悪を発端に少ししずつ優待内容を収束していく計画かもしれません。(※あくまで推測です。)

すかいらーくHD(3197)が株主優待を改悪

従来の優待

株式数 優待カード
100~299株 年間6,000円分
300~499株 年間20,000円分
500~999株 年間33,000円分
1,000株以上 年間69,000円分

 

改悪後

株式数 優待カード
100~299株 年間4,000円分
300~499株 年間10,000円分
500~999株 年間16,000円分
1,000株以上 年間34,000円分

100株の場合は2,000円分減。

更に300株は10,000円分、500株は17,000円分、1,000株ホルダーは35,000円分の減少となります。

優待利回りは大幅減少

優待利回りは以下の通りに減少となりました。

株式数 従来 改悪後
100株 2.97% 2.37%
300株以上 3.96% 1.98%
500株以上 3.92% 1.90%
1,000株以上 4.1% 2.01%

単元ホルダーはまだマシな方ですが、300株以上は優待利回りは約50%減少となりました。

中間配当は無配

出所:2020年12 月期連結業績予想および配当予想修正に関するお知らせ

ちなみにすかいらーくは、2020年5月に中間配当を無配にすることを発表しています。

無配の上で、今回の優待改悪ですからね。
やはりコロナ禍での外食産業はかなり厳しいことが分かります。

期末配当も未定となっていおり、無配、もしくは減配は避けられないでしょう。

株価推移

すかいらーくHD 2年チャート 出所:楽天証券

株価推移を見ると、コロナショック後の反発が弱いですね。

2年前の安値付近でレンジを描いています。

すかいらーくの優待はガスト等の飲食チェーン店で使用でき、更に利回りが高いため個人投資家には非常に人気がありました。

 

今回の改悪で株価にどう影響が出るのか気になるところですね。

優待目的の個人投資家が多く保有しているでしょうから、投げ売りとなるかもしれません。

1,600円割れは覚悟しておいた方がいいかもしれませんね。

 

というか、すかいらーくは投資会社(ベインキャピタル)からの売却により、株価の下落を割けるために優待を拡充した背景があったりします。

もともとキャパオーバーな優待でしたから、今回の優待改悪をむしろ市場は好感するかもしれません。

 

結局、株価はどっちに転ぶか分からないってことですね。

 

※投資は自己責任でお願いします。

Enjoy!! your investment Life!!

 

ちなみに以前、私もすかいらーくホルダーでした。
優待目的で保有していましたが、利が乗ったのでだいぶ前に手放しています。

 

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