【映画】酔拳2のラストがエグい件
酔拳2
※本記事は映画「酔拳2」のネタバレを含みます。
映画「酔拳2」といえば香港出身の映画スター、ジャッキー・チェンの代表作であり、最高傑作と呼ぶファンも多くいる作品です。
「ドランクモンキー酔拳」の続編として位置づけられてはいますが、設定や登場人物については継承しておらず、単独の作品となっています。
金曜ロードショーで何度か放映されていたのを小さい頃ながら覚えています。
酔拳を真似て遊んだり、小さい頃の私に多大な影響を与えた作品でもあります。
そんな名作「酔拳2」に衝撃のラストが存在することをご存知でしょうか。
衝撃のラストを知り、私自身非常に驚嘆したため、今回それに触れていこうと思います。
酔拳2ラスト
日本公開版「酔拳2」のラストでは敵役であるジョン(足技を使ってくる敵)に苦しめられますが、工業用アルコールをがぶ飲みし、酔拳を駆使してジョンを倒します。
最後にはフェイフォン(ジャッキー・チェン)が酔っ払って泡を吹いたシーンでエンディング、となっています。
有名なこのシーン。実際に薬品を使用して泡を吹いており、ジャッキーは喉をやられたとか。
しかし、このあとにその問題のラストシーンがありました。
衝撃のラスト
百聞は一見にしかずということで、実際に見ていただきましょう。
※閲覧注意
無事、密輸を阻止したフェイフォンを表彰するため、警察署長が訪問するが、肝心のフェイフォンがいない。
「フェイフォンはどうした」と警察署長。
両親から「工業用アルコールを飲みすぎたため、フェイフォンは目が見えなくなってしまった」と説明を受ける。
「目だけでなく、頭もおかしくなってしまっている」と使用人。
次の瞬間にはフェイフォンが顔を歪ませ、舌を出し、手足をひきつらせて笑いながら近寄ってきてエンディング。
ちなみにウィキペディアにはこう記載されています。
ラストシーンについて
本作のオリジナル版(香港公開版)は、
フェイフォンが国宝密輸を阻止するために、工業用アルコールを飲み、酔拳を使い見事密輸阻止に成功する。その後フェイフォンを表彰するために新しい警察署長トン・ピョウ(董驃)が、彼の家に表敬の額を持参して訪問し、両親らと記念撮影をするが、肝心のフェイフォンがいない。署長は両親から「フェイフォンは、酔拳を使うために工業用アルコールを飲んでしまったため、副作用で目が見えなくなってしまった」との説明を受け、家の庭まで案内される。そこではフェイフォンが下男に珍妙な稽古を付けていた。署長は両親から「盲人拳の練習だ」と説明を受けるが、下男は「フェイフォンは、目だけでなく頭もおかしくなってしまっている」と説明する。次の瞬間、フェイフォンが顔を歪めて舌をペロペロと出し、手足をひきつらせて笑いながら近寄ってきた。フェイフォンは工場で酒の代用に工業用の油を飲んで戦ったために狂人になってしまっていた。その有様を見た一同が驚きの悲鳴を上げるシーンでジ・エンド。
という、ブラックなオチがついていた。このくだりについては、後に出版された書籍で「酒を飲むと罰が下るという宗教上の理由」とされている。
主人公が発狂するというブラックジョーク的な結末について、香港で発売されたLDおよび中国本土で発売された初期DVDには収録されていたものの、ジャッキーは本作の国際公開版からはカットしており、日本を含むアジア圏では、工場戦のラストで仇敵ジョンを倒した後に泡を吹くシーンから直接エンドロールに繋ぎ、アメリカ公開版では、警察署長が額を持参してウォン家を訪れ、フェイフォンの両親と記念撮影をする場面で切って(オリジナル版ではこの後で狂ったフェイフォンが登場する)、エンドロールに繋ぐという短縮編集が行われている。
引用元:Wikipedia
かなり衝撃的な映像ですね。。非常にブラックなエンディングです。
正直トラウマレベルのシーンです。
ジャッキー・チェン自身もこのラストは封印したと言われています。
カットして正解ですね。このラストシーンが使われていたら、傑作と呼ばれることはなかったかもしれません。
このラストシーンはともかくとして、「酔拳2」は傑作カンフー映画です。ジャッキー・チェンを一躍スターへと押し上げた作品でもあります。
ぜひ一度、見てみてはいかがでしょうか。
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