【6078】バリューHR、第2四半期決算発表!減益も増配!!

2020年8月14日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

私が保有している成長株候補のバリューHRの2020年第2四半期決算が発表されました。

結果、増収減益という決算になりました。

売上高は前年同期比で増加、一方で経常利益は前年同期比で減少となりました。

決算内容について詳しく見ていきます。

 

尚、バリューHRについて詳しくはこちらの記事をご参照ください。

バリューHR【6078】第2四半期決算

出所:バリューHR 2020年12月期 第2四半期決算短信

  • 売上高:22億1,400万円(前年同期比+4.3%)
  • 営業利益:3億4,200万円(前年同期比▲10.3%)
  • 経常利益:3億3,100万円(前年同期比▲10.0%)
  • 純利益:2億1,200万円(前年同期比▲12.3%)
  • 営業利益率:15.4%(営業利益/売上高)

今まで獲得してきた既存顧客によるバリューカフェテリアサービスの利用が増加したことにより、売上高は前年同期比で増加となりました。

一方で新型コロナの影響でカフェテリアプランの旅行やエンタメ系のコンテンツは利用が減少したようです。

とはいえ、テレワークの拡大により、主力ビジネスであるバリューカフェテリアの利用は全体的に伸長したとのこと。

事業別

バリューHRは以下2つの事業を行っています。

  1. バリューカフェテリア事業
  2. HRマネジメント事業

各事業別の状況は以下の通り。

バリューカフェテリア事業

主に健康保険組合、企業等の団体などを対象としたバリューカフェテリア®システムと、これを構成する健康管理各種サービス(健診予約システム、健診結果管理システム等)やカフェテリアプランの提供及びこれらのシステムを使った健康管理に付随する事務代行サービス、並びに健診機関への業務支援サービス等で構成されております。

バリューHR 2020年12月期 第2四半期決算短信から抜粋

バリューHRの主力ビジネスです。一言でいえば福利厚生サービスですね。

2020年第2四半期では、既存顧客によるサービス利用が伸長。

売上高は17億1,660万円(前年同期比2.2%増)、営業利益5億2,300万円(前年同期比7.3%減)という結果になりました。

HRマネジメント事業

主に健康保険組合のより効率的な運営の支援を目的として、健康保険組合の新規設立支援のコンサルティング及び健康保険組合の運営支援としての人材派遣やBPOサービス等の業務で構成されております。

バリューHR 2020年12月期 第2四半期決算短信から抜粋

こちらの事業は上記の通りで、健康保険組合の運営支援、コンサルティング事業ですね。

HRマネジメント事業は新規健康保険組合設立の受注があったため、増収増益となっています。

売上高は4億9,740万円(前年同期比12.4%増)、営業利益1億2,080万円(前年同期比16.0%増)という結果になりました。

株価推移

本決算を受けて、一時的に3%超株価は下落しましたが、その後持ち直しています。

時代に合った企業ですので、今後の成長も織り込まれており、株価はかなり底堅い印象を受けます。

時価総額は約170億円と小型株であり、まだまだ成長できる企業だと思っています。

まとめ

  • 2020年第2四半期は増収減益
  • 主力ビジネスは既存顧客により安定的に推移
  • 健康保険組合のコンサルティング等は好調

バリューHRの第2四半期決算はストックビジネスの強みを生かした形となりました。

減収とはなったものの、コロナの影響は軽微と見てよいと思います。

むしろコロナの影響で今後の健康志向が一層強まり、バリューHRにとって追い風になるのではないかと思っています。

 

※投資は自己責任でお願いします。

Enjoy!! your investment Life!!

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