【DIS】ウォルト・ディズニー、2020年度第三四半期決算発表!EPS大幅減少
どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。
2020年8月4日(米国時間)にウォルト・ディズニーカンパニー(DIS)の2020年度第三四半期決算が発表されました。
結果、EPS(1株あたり利益)は▲94%と大幅減少となりました。
約19年ぶりの赤字です。
ディズニーのようなサービス業はコロナパンデミックの影響をもろに受け、本業であるテーマパーク事業、リゾート事業、クルーズ船事業での収益を確保することができませんでした。
また、2019年11月にサービスを開始したサブスクリプション型ストリーミングサービス「ディズニー+(プラス)」も伸び悩んでいるようです。
とはいえ、全体的な利益は市場予想を上回り、プレマーケットの株価は微上げとなりました。
以下、決算内容を少し紐解いていきます。
ウォルト・ディズニー(DIS)2020年度第三四半期決算
出所:DIS決算資料
- 売上高:$11.78B(前年同期比▲41.7%)
予想:$12.44B - 純利益:▲$4.51B(前年同期:$1.98B
- EPS:$0.08
予想:▲$0.61
売上高は予想に反して減少となりました。
EPSはマイナス予想でしたが、ギリギリプラスとなりました。
市場はこれ受け、株価は上昇しています。
ストリーミング動画サービス「ディズニー+」
- 2019年12月28日時点 2,650万人
- 2020年03月28日時点 3,350万人
- 2020年06月27日時点 5,750万人
- 2020年08月03日時点 6,050万人
パーク閉鎖による打撃が大きいのはわかりますが、期待のディズニー+の会員者は市場予想に反して伸び悩んでいる様子です。
市場予想5,940万人に対して、結果5,750万人でした。
とはいえ、サービス開始後わずか2ヶ月で会員数2,000万人を突破した破竹の勢いのディズニー+です。
私の彼女の妹も登録していましたし、今後のコンテンツの充実次第では会員数は上昇するのではないかと思います。
また、サブスク大手のネットフリックスとの差別化としては、以下が挙げられます。
- ディズニー作品に特化(スターウォーズやマーベル、ピクサー作品多数)
- 月額費用がネットフリックスより安い(NF 800円(税別)、D+ 700円(税別))
- 同時視聴アカウント数が2アカウントまで可能(NFは同時視聴不可(ベーシックプランの場合))
結構魅力的ですよね。
ディズニー+の今後に期待です。
雑感
テーマパーク事業を主としたディズニーにとって、コロナショックは大きな壁となっています。
少しずつ緩和されているとはいえ、感染者数は増加の一途をたどっており、先行き不透明な状況が続いています。
一方で、サブスクサービスの「ディズニー+」は利益率も高く、一度定着すればなかなか解約に繋がらないというメリットもあります。
セクター分散でコロナパンデミックをどう生き残れるか、ディズニーの今後に期待です。
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