【日本版バフェット】本多静六の名言から改めて気づかされた長期投資の偉大さ

2020年5月22日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

皆さん、本多静六という偉人を知っていますでしょうか?

もし知らないのであれば、本記事で知って頂ければ幸いです。

投資をしていく上で頼もしい味方となってくれるはずです。

本多静六とは

本多静六(ほんだ せいろく)
生年月日:1866年8月11日
生まれ:埼玉県久喜市菖蒲町(武蔵国埼玉郡河原井村)
死亡:1952年1月29日
出身校:帝国大学農科大学(現 東京大学農学部)、現ドレスデン工科大学林学部、ミュンヘン大学

日本の林学博士、造園家、株式投資家。日本の「公園の父」といわれる。苦学して東大教授になり、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資で巨万の富を築き、大学定年退官と同時に全財産を寄付した。

引用元:Wikipedia

資産運用をしていれば「本多静六」という名前は一度は聞いたことがあるかもしれません。

本多式月給四分の一天引き貯金という方法で資産を築き上げ、60歳で大学を退官後にその資産、現在価値100億円以上を寄付した伝説の人です。

四分の一天引き貯金で巨万の富を築いた

本多式月給四分の一天引き貯金」とは至極単純で、収入の1/4を貯蓄や投資に回すこと。

本多静六は25歳から株式投資を始め、どんなに苦しくても収入の1/4を貯蓄・投資に回したとのこと。
それを愚直に続け、15年後の40歳時点では保有株式からの配当収入が本業収入を上回っていたそうです。

長期投資で雪だるま式に資産を築き上げたことから、「日本のウォーレン・バフェット」とも呼ばれています。

本多静六の方が早く生まれていますし早期に投資を始めていますので、どちらかというとバフェットが「米国の本多静六」の方が正しい気がしますが。。。

まぁバフェットの総資産額は兆を超えてますし、投資の神様として崇められている存在ですから仕方ありません。

ちょっと本多静六が生まれるのは早すぎたかもしれませんね。

本多静六の名言10選

本多静六の名言を私の独断と偏見で10個厳選しました。

投資をしていく上で心に留めておきたい言葉です。

もちろん、人生においても大きな財産となる言葉だと思います。

手っ取り早く成功せんとする人は

手っ取り早く成功せんとする人は、手っとり早く失敗する人である。
真の成功には速成もなければ、裏道もない。
あせらず怠らず、長い道を辛抱強く進んでいくよりほかはない

本多静六 1866-1952

満40歳までの15年間は、

満40才までの15年間は、
馬鹿と笑われようが、ケチと罵られようが、
一途に奮闘努力、勤倹貯蓄、
もって一身一家の独立安定の基礎を築くこと。

本多静六 1866-1952

比較の対象は他人ではなく、

比較の対象は他人ではなく、
自分の中におくこと。

本多静六 1866-1952

富も名誉も身体が健康であってのこと

富も名誉も身体が健康であってのことで、
たとえ金貨の上に寝起きし、
百円札の蒲団に包まっていても、
足腰の立たない病人に何の幸福があろう。

薬瓶を抱えて天下国家を論じても、
何の権威があろう。

金殿王楼のうちに、
肝臓病や糖尿病で苦しんでいる人よりも、
法被一枚で鼻唄でも唄いながら
野外で働いている労働者のほうが、
どれだけ幸福だかわからない。

本多静六 1866-1952

人は一生涯、努力を続けること

人は一生涯、努力を続けること、
しかも楽しく努力することこそ、

すなわち人生であると、

徹底的に悟らなければならない

本多静六 1866-1952

元来貧乏ということは、

元来貧乏ということは、
自分の欲しがるものが持てないということであるから、

たとえ貧乏していても満足することを知り、
自分の力量を知って無理な望みを起こさず、
何も欲しがらないでいる人は、

すでに貧乏ではなく、富裕な人と同じである

本多静六 1866-1952

本業第一たるべきこと

本業第一たるべきこと。本業専一たるべきこと。

一つのことに全力を集中して押し進むべきこと。

これが平凡人にして、非凡人にも負けず、天才にも負けず、
それらに伍してよく成功をかち得る唯一の道である

本多静六 1866-1952

人並み外れた大財産や名誉は、

人並み外れた大財産や名誉は、幸福そのものではない。

身のため子孫のため、有害無益である

本多静六 1866-1952

人は気の持ち方一つで、

人は気の持ち方一つで、
陽気にも陰気にもなり、愉快にも悲しくもなるものである

本多静六 1866-1952

一点に集中

一点に集中、一事に沈潜し、専心その業を励むにおいては成功疑いない

本多静六 1866-1952

終わりに

今回、改めて本多静六という人物について触れてみました。

本来、投資とはどういうものなのか、なんのために資産を築こうとしているのか、改めて考えることができたいい機会になったと思います。

先人たちの行動、思考は非常に勉強になりますね。

今後の投資活動においても大きな糧になりうるでしょう。

 

人生・投資において、小さなヒントになったら幸いです。

 

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本多静六のおすすめ書籍

↑名著三部作『私の財産告白』『私の生活流儀』『人生計画の立て方』、死の直前に書き上げた自伝『本多静六体験八十五年』の4冊詰め合わせです。

↑名言集です。非常に読みやすいです。
本多静六の言葉が一冊に集約されています。

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