【スパ優待】飯田グループホールディングス(3291)を新規購入

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

先日の決算発表後、出尽くし感のため下落した飯田グループホールディングス(東1:3291)を新規購入いたしました。

以前から欲しい欲しいと思っていたのですが、なかなか手が出せず、その間スルスルと上がっていってしまったので余計手を出せずにいました。今回まずまずの決算にも関わらず売られたため、この機会に投資してみました。

かなり久々に日本株にINしました。

 

以下、飯田グループホールディングスについて少し紐解いていきます。

飯田グループホールディングス(3291)新規購入

飯田グループホールディングス

証券コード:3291
購入単価 :¥2,571.6
購入株数 :100株
配当利回り:3.49%(2021年11月13日時点)

約25万円で1単元購入です。

ウォッチしていたのが2,000円以下でしたので個人的には割高圏ではあるのですが、なかなか株価が下がりそうにないので思い切ってこの機会に購入してみました。

 

飯田グループHDは、年間に42,000戸の住宅を供給している名実ともに分譲住宅日本一の総合住宅会社です。

2013年に一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホームの6社が経営統合し発足しました。

比較的小規模の建売住宅を低価格で数多く販売しているパワービルダーのトップに君臨しています。

 

また一方で素敵な株主優待を揃えている銘柄でもあります。

詳しくは後述しますが、「江の島アイランドスパ」温泉・プールエリア利用券が年間4枚貰えます。

私が購入に踏み切った理由としてはこの優待があるからっていうのも大きいです。

2022年中間決算発表後大きく下落

さてこの飯田グループHDですが、11月8日に発表された2022年3月期の中間決算後に大きく株価を下げています。
前日終値2,861円から発表後、2,567円(前日比-10.3%)で引けました。

私はこのタイミングで購入したという訳ですね。

 

飯田グループの決算自体は悪くはなく、コンセンサス予想85,000百万円に対して税引き後収益は84,435百万円でした。予想とほぼ変わらない水準にも関わらずなぜ売られたのでしょうか。

決算内容をもう少し掘り下げていきます。

飯田グループHD 2022年3月期中間決算

飯田グループHDの2022年3月期 第2四半期決算発表資料から抜粋します。

改めて概要を見てみると以下のような数値でした。

  • 売上収益:6829億6400万円(前年同期比-7.5%)
  • 営業利益:857億4600万円(同+62.9%)
  • 純利益 :579億7600万円(同+66.9%)
  • 進捗率 :46.5%

出所:飯田グループHD 2022年3月期 第2四半期決算発表資料

売上収益が前年同期比で下落しているものの、進捗も問題ないことから全体的に悪くはない印象です。

恐らくですが、第1四半期の進捗が良かった一方で、第2四半期が少し落ち込んだことで期待感からの失望売りで大幅下落に繋がったのではないかと推測します。

分譲戸建て市場がアゲアゲの中で、もう少し良さそうな決算を期待していたがそこまでではなかった=売り というような状況でしょうか。

戸建て分譲事業は好調だが販売棟数は減少

実際にも戸建て分譲事業の販売棟数は対前年比で13.1%減少しています。

ただ一方で販売価格が前年比で+156万円上昇したことで利益率は増加しています。

出所:飯田グループHD 2022年3月期 第2四半期決算発表資料

ウッドショック懸念もあり

また加えてウッドショックの影響も懸念されています。

コロナ禍によりリモートワークで郊外の住宅購入が活発化したこと、リフォーム需要が高まったことにより材木価格が高騰している背景があります。

経済産業省の資料によると、材木価格全体で2021年9月の対前年比では69%も値上がりしていることが分かります。

出所:経済産業省

この影響は飯田グループのようなハウスメーカーにももちろん及んでおり、建材の高騰による利益の圧迫が容易に想像できると思います。

 

飯田グループの決算資料にもウッドショック懸念は記載されています。

ただこの資料には「4Q販売決済分から売上原価への影響が出始める見通しであるがが、今期の損益への影響は限定的。」とあり、2022年3月期の収益には影響は限定的との見方のようです。

出所:飯田グループHD 2022年3月期 第2四半期決算発表資料

もちろんウッドショックへの対応も行っており、在庫確保及び自社工場を活用して木材の加工を行っているようです。

売られた理由

今回売られた理由をまとめると以下になります。

  • 第1四半期の進捗が良かった一方で、第2四半期が少し落ち込んだ。
  • 戸建て事業の販売棟数の減少。
  • ウッドショック懸念。

とはいえ、個人的には前日比-10%はさすがに売られすぎではないかと判断しています。

配当状況

飯田グループは年々増配を続けています。

2022年3月期予想では1株当たり90円の配当を予定しています。今回の下落で配当利回りは3.49%まで上昇しました。

前期配当性向は25.6%と余力は十分です。

飯田グループ 配当履歴 出所:Yahoo!ファイナンス

株主優待

先程少し触れた飯田グループの株主優待ですが、3月末に江の島アイランドスパで利用できる温泉・プール利用券が4枚貰えます。

出所:Yahoo!ファイナンス

江の島アイランドスパのワンデイ料金は2,500円/人ですので、この優待で1万円の価値が享受できます。

配当金を含めると総合利回りは7%を超えますね。(2021年11月13日終値で計算)
なかなかいいんじゃないでしょうか。たまにはスパで癒やされに行きましょう。

4枚ということなので家族連れにも嬉しい内容になっています。

※画像はイメージです。

ただ江の島アイランドスパ限定なので、関東近郊に居住の方に限られてしまうのは痛いところです。

江の島アイランドスパになかなか行けないという人は金券ショップやヤフオクで売ってしまうのも手です。

ヤフオクでは4枚綴り4,000円~5,000円程度取引されているようです。

仮に5,000円で売却できれば配当(90円)を含めると総合利回りは5.4%(2021年11月13日終値で計算)ですので、まあまあいい方なんじゃないでしょうか。

まとめ

最後にまとめです。

今回決算後に大幅下落した飯田グループを新規で購入してみました。個人的には売られすぎと判断しています。

配当金や優待もそこそこいいので、利回りを加味すると今の水準は割安なのではないかと思っています。

 

以上、今日はこのへんで失礼いたします。

 

※投資は自己責任でお願いします。

 

ちなみにスーパー銭湯銘柄の極楽湯も先日購入しています。

 

 

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