家の鍵をなくして初めてネカフェに一晩泊まった話

2018年2月24日

どうも、昨日家の鍵をなくしたメーカー営業マンです。

気づいたら鍵がなくなっていた

金曜日、一週間の仕事を終え、友人と食事に行っていました。

友人と別れて、いつも通り電車に乗り込み最寄り駅に到着。

「明日はなにをしよう」と考えながら駅から自宅までの道を歩いて帰っていました。

21時頃、玄関前に到着。さていつも通り鍵を取り出そうとポケットに手を伸ばしました。

 

「あれ、ない。」

 

全てのポケットに手を入れましたが見当たらず。カバンの中を全て出しても見つからない、、

「ない、ない、ない」

頭の中が焦りと困惑でいっぱいになりました。

 

食事をしていたお店に連絡。それでも見つからず。

不動産屋に連絡を試みるも、営業時間外で連絡できず。途方に暮れました。

家が目と鼻のすぐ先にあるのに入れない。こんなにもどかしさを感じたのは初めてです。

10分くらい玄関の前で思考が停止してましたね。

 

どんなに探しても鍵は見つからなかったので、鍵は諦めました。

不動産屋は翌日10時から営業なので、それまで寝床を探さなければなりません。

外にいるので体は芯まで冷え切っていました。

多少暖かい最寄り駅の改札前まで戻り、近くの友人に泊めて貰えるよう連絡を試みる。

友人、全滅

改めて友人の少なさを実感しました。心も体も完全に冷え切っていました。もはや絶望です。

一人暮らしってこういう時つらいですね。

ピッキングを試みる

駅の改札前で人を待っているフリをして、途方に暮れていると、

ポケットの中に鍵は入っていなかったのですが、なぜかクリップが入っていました。

 

「ん、これで開けられるんじゃね?」

 

Googleで「ピッキング クリップ」と検索。

クリップとヘアピンでピッキングをしている記事を発見。

早速、コンビニでヘアピン(¥270 意外と高い)を購入して、玄関前に戻る。

ヘアピンとクリップで15分程ガチャガチャやるも、開けられず。

 

冷静に考えたら、そんなに簡単に開けられる訳がない!!

人間、焦ると思いもよらぬ行動にでるものです。焦りは禁物ですね。

ピッキングを試みたクリップとヘアピンの亡骸

最終手段のネカフェに入る

家に入ることを諦め、ネカフェで一晩過ごして翌日不動産屋に行くことにしました。

お金はかかるし、居心地が良くないと聞いていたので、正直あまり行きたくなかったんですね。

寝床がないので仕方ありません。極寒の中、外で過ごすよりはマシです。疲れていましたし。

 

いざ、ネカフェに入ってみると、イメージよりキレイ!!そして静かでした。

暖かい空間でドリンクバーもある。ここは天国かと思いましたよ。

ネカフェ難民の気分を少しだけ味わうことができた気がします。

席はリクライニングチェアと、フラットシート(床がシートになっていて寝れるタイプ)がありました。

フラットシートはプラス¥200ということでしたので、ケチってリクライニングチェアにすることに。

 

金曜日でしたし、いろいろと試行錯誤していたので体は疲れ切っていました。

やっと一息ついて寝ようと思ったとき、思わぬ来客があります。

近くのフラットシート席に来た2人がひたすら喋っており、うるさくて眠れないのです。

 

これだからネカフェは、、、と思っていた矢先に、近くの席のおっちゃんらしき人が、

「静かにしろ!!!」とお怒りに。おっちゃんナイス!

 

これで静かになり、やっと眠りにつくことができました。時刻は12時半を回っていました。

右肩が痛い

翌朝8時30分に目が覚めました。一応眠れはしましたが、なぜか右肩が痛い。

リクライニングチェアで変な体勢で寝たからでしょうか。

そのまま10時頃までネカフェ過ごし、不動産屋に直行。

スペアキーを入手し、なんとか家路につくことができました。

鍵をなくさない為には

もう二度と同じことを繰り返さない為にも鍵をなくさない為の方法を考案します。

  • スペアキーを作製しておく。
  • キーホルダーを使用する。

うん、当たり前のことですね。

今まで鍵をなくしたことがなかったのでスペアキーは作っていませんでした。

更に、キーケースには入れていましたが、ポケットの中という非常に落ちやすい場所に入れていました。

当たり前のことができてませんでした。反省です。

 

最後に、鍵をなくしたときは

  1. 焦らず
  2. ケチらず
  3. ピッキングせず

の三原則をきっちり守りましょう。