バフェットがAT&Tの株を大量購入した噂について考える

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

超巨大機関投資家のバークシャー・ハサウェイ(NYSE:BRK.A)率いるウォーレン・バフェットが米大手通信AT&Tの株式を大量購入したという噂が飛び込んできました。

これについての速報をチェヨンさん(@chaeyounginvest)が記事にしているので見てみてください。

 

現時点ではあくまでも”噂”ですが、果たして本当にウォーレン・バフェットがAT&Tの株を買ったのか、これついて考察してみたいと思います。

ちなみに私も長らくAT&Tの株主として鎮座しています。尚、もちろん含み損です(泣)

バフェットがAT&Tの株を買ったという情報について

まず情報の出所ですが、これについてもチェヨンさんの記事に書かれていますが以下ツイートだそうです。

 

このツイートをまとめると以下のような感じ。

  • バークシャー・ハサウェイがAT&Tに投資ポジションを置くという噂は以下理由で理にかなっていると思う
  • 理由1:不人気株であること
  • 理由2:配当利回りが高いこと
  • 理由3:バフェットが称賛しているジョン・マローンが関わっていること

ちなみにこのツイートをしたダグ・カス(@DougKass)という方はSeabreeze Partners Managementという投資会社の社長だそう。

ウォーレン・バフェットとAT&T

次に、ウォーレン・バフェット(バークシャー・ハサウェイ)とAT&Tの過去ついて振り返っていきます。

バークシャー・ハサウェイがAT&Tの株を買ったことは今までありません。

とはいっても、AT&Tの株式はDirecTVの買収によって保有していた期間があります。

DirecTVは北中南米地域においてサービスを行っている衛星放送企業です。

このDirecTVの株式を保有していたバークシャーですが、2015年にAT&TがDirecTVを買収するという出来事がありました。

これによってバークシャーにAT&Tの株式が5,932万株支払われることになります。

ただし、バークシャーのポートフォリオにAT&Tが長く留まることはありませんでした。

バークシャーは2015年第4四半期に1270万株売却し、残りは2016年第1四半期に全て売ってしまったのです。

バークシャーのポートフォリオには合わないAT&T

バークシャーはなぜAT&Tの株式を売ってしまったのか、理由をまとめると以下のような感じ。

  • AT&TとDirecTVは全く異なる投資である。
  • DirecTVのライバル企業は一社だけだったため、高い利益を生む企業体質だった。
  • バフェットはこのように経済的な濠を持つ企業が好きである。
  • 一方、AT&Tは中核事業は成長余地はかなり限られている。
  • 実際にも、同社の事業のうち一部は衰退している。
  • DirecTVがAT&Tの傘下に入った年にはいくつかの顧客を失っている。

これらの理由から、バークシャーが考える投資にはAT&Tは適合しなかったと言えるでしょう。

従って、すぐに株式を売却してしまったんですね。

バフェットがAT&Tの株を買った可能性

個人的な見解としては、可能性は結構低いんじゃないかと考えています。

先に述べた通りの理由で、結果としてAT&Tはバークシャーの投資方針には適合していません。

 

バフェットは経済的な濠が深い企業を好みます。

”経済的な濠”つまりこれは、企業が他社からの類似商品の販売や新規参入や防ぐことで、優位にビジネスができる強みのことです。

他社が同じことをできなければ、高い利益率を生むことができます。

バフェットはこうした企業を選好します。

 

一方、AT&Tはどうでしょうか。

メディア事業をスピンオフすることで通信事業に特化する流れになりそうではありますが、ライバル企業としてベライゾン(NYSE:VZ)が存在します。

通信事業で経済的な濠を築くのは難しく、他社と優位にビジネスを進めるとは程遠い業界と言えるでしょう。

 

このような理由から、例え不人気株であり配当利回りが高い、また更にジョン・マローンが関わっていたとしても、バフェットが新規で投資していくのは考えにくいのではないでしょうか。

もちろん投資は自己責任で。

 

AT&Tのスピンオフについては以下記事をご参照ください。

 

※投資は自己責任でお願いします。

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