【超絶悲報】2023年世界時価総額ランキングTOP50から日本企業が無くなる

2023年3月13日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

日本人としては超絶悲報なニュースが飛び込んできました。

なんと世界の企業時価総額ランキングTOP50から日本企業が無くなりました。

時価総額とは

前もって「時価総額」について簡単に解説しておきます。知っている人は飛ばしてもらって構いません。

時価総額とは一言で言えば企業価値です。企業がどの程度価値があるのかを時価総額から判断することができます。

時価総額は以下式から求めることが可能です。

時価総額=株価×発行済株式総数

株価から算定されるので上場している企業であれば日々変化するという訳です。

 

ちなみにこの時価総額が高いということは≒成長への期待が大きいという捉え方もできますから、自身の就職活動や転職活動の企業選択おいて一つの指標として活用することができますね。

世界時価総額ランキング TOP50(2023年)

早速ですが世界時価総額ランキングを見てみましょう。

尚、先にも述べた通り時価総額は日々変動します。下記ランキングは2023年2月末時点のものです。

画像引用:180.co.jp  ※2023年2月末時点

 

もう少しわかりやすくするためにグラフにしてみました↓

作成:makereigyou

悲しきかな。ご覧の通り日本企業が一つも入っていません。

世界時価総額ランキング TOP50(1989年)

ちなみに日本企業が世界を席巻していたバブル期のランキングも見ておきます。

順位 企業名 時価総額(億ドル) 国名
1 NTT 1638.6 日本
2 日本興業銀行 715.9 日本
3 住友銀行 695.9 日本
4 富士銀行 670.8 日本
5 第一勧業銀行 660.9 日本
6 IBM 646.5 米国
7 三菱銀行 592.7 日本
8 エクソン 549.2 米国
9 東京電力 544.6 日本
10 ロイヤル・ダッチ・シェル 543.6 英国
11 トヨタ自動車 541.7 日本
12 GE 493.6 米国
13 三和銀行 492.9 日本
14 野村證券 444.4 日本
15 新日本製鐵 414.8 日本
16 AT&T 381.2 米国
17 日立製作所 358.2 日本
18 松下電器 357.0 日本
19 フィリップモリス 321.4 米国
20 東芝 309.1 日本
21 関西電力 308.9 日本
22 日本長期信用銀行 308.5 日本
23 東海銀行 305.4 日本
24 三井銀行 296.8 日本
25 メルク 275.2 ドイツ
26 日産自動車 269.8 日本
27 三菱重工業 266.5 日本
28 デュポン 260.8 米国
29 GM 252.5 米国
30 三井信託銀行 246.7 日本
31 BT 242.9 英国
32 ベル・サウス 241.7 米国
33 BP 241.5 英国
34 フォード・モーター 239.3 米国
35 アモコ 229.3 米国
36 東京銀行 224.6 日本
37 中部電力 219.7 日本
38 住友信託銀行 218.7 日本
39 コカ・コーラ 215.0 米国
40 ウォルマート 214.9 米国
41 三菱地所 214.5 日本
42 川崎製鉄 213.0 日本
43 モービル 211.5 米国
44 東京ガス 211.3 日本
45 東京海上火災保険 209.1 日本
46 NKK 201.5 日本
47 アルコ 196.3 米国
48 日本電気 196.1 日本
49 大和証券 191.1 日本
50 旭硝子 190.5 日本

参照元:日系クロストレンド

 

こちらも先程と同様に円グラフに落とし込んでみましょう。比較対象として2023年を隣に載せました。

作成:makereigyou

バブル期においてはなんと50社のうち32社が日本企業でした。
無論前提としてバブル期という特殊な相場環境ですし、マーケット規模も30年以上前ですので現在とは比較になりません。

 

とはいえ現在では我が国日本の企業が一つもTOP50に入って無いというのは悲しいですね。

世界のリーダーは変わるのか

このことから分かるのは世界のリーダーが時代とともに変わっていく可能性があるということですね。世界のリーダーというべきか、世界の投資家の投資対象というべきか・・・。

いずれにせよ現在の世界経済を引っ張っているのは米国です。これは紛れもない事実ですが20年後、30年後には今の日本のように没落していく可能性もゼロではありません。

こういったリスクをできるだけ抑えるにはやはり全世界株式への投資が正解と言えるでしょう。
米国一強の時代がしばらくは続くと見るか、経済大国の交代リスクを見込み全世界の投資へと切り替えるのか・・・
このあたりはやはり個人の判断となるのかと思います。未来は誰にもわかりませんからね。

 

ちなみに経済は政治とも密接に関わり合っているということも忘れてはいけません。

 

私個人としてはリターンの高さを優先して米国インデックスへの投資を主力としていく予定です。

 

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