【RIDE】期待のロードレースは無念の途中リタイア

2021年4月18日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

昨夜(日本時間)、ローズタウン・モーターズ(RIDE)が参加するサンフェリペ250というロードレースが開催されました。

結果から言うと、RIDEのピックアップトラック「エンデュアランス」は途中棄権という結果となりました。

それでは詳細を見ていきましょう。

ロードレース「サンフェリペ250」

そもそもこのサンフェリペ250というロードレースがどんなものなのかと言うと、メキシコ バハ・カリフォルニア半島サンフェリペで行われるオフロードレースです。

コース総走行距離は290マイル(約466km)でオートバイからバギー、トラック、生産車両など、さまざまな種類の車両クラスが参加します。

コースは鋭い岩場や荒涼として砂漠で構成されています。非常に悪路で有名で完走率は50%以下と言われています。

参加した選手の中には「これまで一番過酷なレースだった。」と述べており、サンフェリペ250がどれだけ過酷なレースかが容易に想像できるでしょう。

期待のエンデュアランスはリタイア

意気揚々とスタートするエンデュアランス 出所:Lordtown Motors公式Twitter

ローズタウン・モーターズが製造する期待のエンデュアランス(レースベース車)はスタートから40マイル(約64km)走行してリタイアという結果でした。

理由は「充電切れ」とのこと。

 

充電切れのエンデュアランスと気力ゼロのドライバー

この結果を見て私はどう思ったかというと「予想通り」です。

このレースの走破率は50%以下、もともと走破できるなんて微塵も思ってません。

だってこのレースに参加した目的ってPRですよね? 私はそう思っています。

なんかSNS上には「RIDEリタイア、ダメじゃん」なんて声も散見されますが、視点がちょっとズレてると思います。

なんならちゃんと走れる車両を用意できたのですから、万々歳じゃないでしょうか。

 

ヒンデンブルクのショートレポートには車両が完成するまであと3~4年掛かると書かれていましたから、こんな悪路で60kmも走れたなんて結構な完成度じゃないんですかね。

まあとはいえ今年9月に量産に移れるかと言ったら懐疑的な部分がありますが。

バッテリーが重くて電池を交換できなかったらしい

電池切れについて少し補足しておくと、バッテリーパックが重すぎて交換できなったみたいです。

一方、E422というエントリー番号で参加している町工場製のトヨタ4RUNNERベース車両は、日産リーフのバッテリーパックを改造し90kgに分割して交換できるように対策していたとのこと。

E422 トヨタ4RUNNERベース車両

エンデュアランスがこういう構造にしていなかったということは、もともと走破する気はなかったのでしょうね。

こちらツイートも発見しました。

ジムで14週間身体を鍛えたが持ち上がらなかった

これはワロタ

レース結果が株価に及ぼす影響は?

RIDE 月足チャート 出所:StockCharts

リタイアという結果になった今回のロードレースですが、この結果がRIDEの株価に及ぼす影響は限定的だと考えています。

なぜなら、もともとレースを走破できるとは考えていかったであろうし、むしろしっかり走れる車両をPRできたのはプラスであると思っているからです。

ただ40マイルしか走れなかったことを市場はどう反応するか・・・。それは市場が開けてからでないと誰にも分かりません。

今後のスケジュール

エンデュアランス開発スケジュールを改めて見てみます。

次のマイルストーンは赤枠で囲った部分になります。

出所:Lordtown Motors

衝突安全テストで国家道路交通安全局(NHTSA)から最高評価の星5つを取得できるかどうかです。

NHTSAの衝突安全テストは、前面フルラップ56km/h、側面62km/h、ポール衝突、横転テストの4種類を行います。

各テスト結果を星の数で5段階評価し、総合評価を判定します。

これがクリアできれば販売にまた一歩近づくこととなるでしょう。

 

今後のローズタウン・モーターズとエンデュアランス、スティーブ・バーンズの顔に要注目だ。

 

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