【XOM】エクソン・モービル2020年第3四半期決算発表!なんとか配当は維持
どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。
エクソン・モービル(XOM)の2020年第3四半期決算が発表されました。
気になる配当ですが、なんとか維持との発表です。
減配せずにコロナ禍を生き残ることができるのでしょうか。
以下、決算内容を少し見ていきます。
エクソン・モービル(XOM)2020年第3四半期決算
XOM ’20 Q3
- 売上高:$46.2B (予想$45.07B)
- EPS:▲$0.18 (予想▲$0.25)
- 配当:$0.87(維持)
売上高、EPSともに予想は上回りましたが、第2四半期から引き続き赤字継続となりました。
第2四半期が過去最悪決算となり、回復している傾向は見られますが、依然として厳しい状況が続いています。
キャッシュフローについて
次にキャッシュフローについて見ていきます。
赤枠の部分を御覧ください。
2020年第2四半期はキャッシュフローはゼロでしたが、第3四半期では、$4.4Bへ改善となりました。
とはいえ、このキャッシュフローは設備投資の削減や人員削減でなんとか得られたもの。自転車操業状態は変わりありません。
尚、債務レベルについては計画通りとのことです。
エクソン・モービルは全世界で1万4,000人削減することを発表しています。
エクソンの従業員数は約7万5,000人ですから、全体の20%近い人員削減を行うこととなります。
株価推移
株価推移です。
エクソン・モービル(XOM チャート 出所:Stock Charts
地合いの影響もありますが、決算後の株価は下落しています。
株価は32ドル台へ急転直下。配当利回りは驚異の10%を超えとなっています。
いつまでこの状況が続くのでしょうか。
石油メジャーの先はやはり暗い。
ただ一方でオランダの石油メジャー、ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS)は増配を発表しています。
依然として利益は上げられていませんが、この増配発表により最悪期は脱したものと考えています。
気になる大統領選
米国大統領選まで残すところ一週間を切りました。
個人的にはトランプ再選で石油メジャーに光が再び差すことを予想していますが、トランプ勝利で原油価格は再び下落へ転じるという予想も巷にはあるようです。
理由としてはトランプ勝利により、シェール企業に資金が流れることよって増産→原油価格下落となる可能性があるとのこと。
確かにこれは納得できますね。
一方で、バイデン勝利によって原油価格は上昇する可能性があるらしいです。
バイデンは地球環境を守る主張が多く散見されます。
その中でも特に原油に関係しているのが、フラッキング(水圧破砕法)の禁止です。
多くのシェール企業はフラッキングによりシェール層から原油を採取しています。
この方法が禁止されることにより、シェール企業は破綻へと追い込まれ原油価格は上昇するというのです。
とはいえ、バイデンはクリーンエネルギー強化も主張していますから、環境汚染の源泉のような石油メジャーはいずれにしても厳しい状態が続くかもしれません。
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