もし、あの株に投資していたらあなたは億万長者だったかもしれません【日本株】

2020年5月30日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

皆さんは「あの時あの株を買っていたら儲かってたなぁ、、、」なんて考えたことはないでしょうか?

ちなみに私はそういうことめちゃくちゃ考えちゃいます(笑)

完全にタラレバな話ですし、考えても意味のないことなのですがこういった妄想は楽しいものです。

今回は、もしあの時、あの株を買っていたら・・・なんて話を記事にしたいと思います。

米国株編はこちら

 

あの時、あの株を買っていたら【日本株】

まずはイナゴ銘柄から見ていきます。

イナゴ銘柄とは

イナゴは急騰している株、IRでの発表といった「材料」があり急騰している株に集中し、短期での参入を狙う投資家のこと。イナゴ投資家とも。

イナゴが群がる銘柄をイナゴ銘柄とも呼ぶ。

イナゴが集中すると形成されるチャートを「イナゴタワー」と呼ぶ。

イナゴ銘柄

ガンホー【3765】

18万円→1,300万円

記憶に新しいかと思いますが、俗に言う「ガンホードリーム」です。

ガンホーはもともと、ラグナロク・オンラインを細々と運営する今にも潰れそうな会社でした。
株価は低迷しており数十円を行き来する、はっきり言ってクソ株でした。

そんなガンホーはパズドラのヒットで株価はわずか五ヶ月で70倍以上まで上昇しました。

2012年2月 18円 パズドラリリース
2012年7月 18円
2013年2月 147円
2013年5月 1,300円

ガンホー 長期チャート 出所:Google Finance
※後に1株→10株に分割しています。

パズドラがリリースされてからしばらくの間は株価へ変わらず推移しています。

もしパズドラのヒットを察知していれば・・・なんて考えてしまいますね。

ちなみに私は、ガンホードリーム後のガンホー株を買って買値で売却に成功したことがあります。
第二次ガンホードリームを狙いましたが、ビックウェーブは来ることはありませんでした。

ミクシィ【2121】

22万円→653万円

こちらもガンホーと同様、スマホゲームで株価が爆上げした銘柄です。

社名の通り、SNS「mixi」を運営する会社でした。
mixiの衰退で足元の業績は悪化の一途をたどっていました。(今やマイミクなんて死語ですね)

そんな状況でスマホゲーム「モンスターストライク」をリリース。

2012年8月    221円
2013年10月  240円 モンストリリース
2014年1月 1,336円
2014年11月 6,530円

ミクシィ 長期チャート 出所:Google Finance

ガンホーがスマホゲームで株価が上昇していたこともあり、壮大なイナゴタワーを形成しました。
ガンホーには劣りますが、株価は短期間で約30倍まで上昇しました。

日本通信【9424】

50万円→1,126万円

低位株で有名な日本通信ですが、今は普通に使われているMVNO(仮想移動体通信事業者)の日本第一号なんですね。

格安スマホの本命として、株は買われ株価は大幅に上昇しました。

2013年2月    50円
2013年11月    56円
2014年2月  163円
2014年7月 1,126円

日本通信 長期チャート 出所:Google Finance

こちらも綺麗なイナゴタワーですね。

長期で大化け

こちらは企業価値上昇の実体を伴う株価上昇をした企業群です。

短期で上昇したイナゴ銘柄とは別格です。

ヤフー(現 Zホールディングス)【4689】

154万円→3億8,700万円

ヤフーの株価上昇は皆さんご存知かと思います。

上場後安値154万円の時に投資していれば現在の株価で約3.87億円になっていました。

ヤフーは上場以来13回の株式分割を行っており、1株154万円時に投資していれば分割後819,200株になっています。

819,200株×株価473円=3億8,700万円になったという訳です。

成長企業に投資し、強い握力がどれだけ重要かが分かります。

 

1997年 上場後安値 1株154万円
2021年 1株=819,200株へ分割 株価473円(2021年5月22日時点)

 

 

ヤフーはその後、ソフトバンクグループに買収されグループ傘下になり、現在の社名は「Zホールディングス」となっています。

ファーストリテイリング【9983】

61万円→8,600万円

皆さんご存知の衣料品店「ユニクロ」を傘下にもつ持株会社です。

創業者の柳井正は日本富豪ランキング常連の大富豪です。

もし23年前にファーストリテイリングへ投資して忘れたまま現代までほったらかしにしていれば、資産は約8,600万円約140倍)まで膨れ上がっていました。

1997年10月    612円
2021年5月 86,630円(2021年5月22日時点)

 

サイバーエージェント【4751】

60万円→8,640万円

サイバーエージェントはインターネット広告事業を行っている会社です。
日経平均株価の構成銘柄の一つでもあります。

創業者は藤田晋。

日本のインターネット黎明期に楽天の三木谷浩史、ホリエモンことライブドアの堀江貴文と肩を並べ、一躍ときの人となりました。

 

サイバーエージェントはIT企業らしくかなり今どきの会社で
社員平均年齢も若い、女性の美人が多い、といった陽キャ集団となっています。

企業成長も著しく、仮に60万円投資してれば8,640万円(約144倍)、
たったの6万円でも860万円に膨れ上がっていたはずです。

2001年1月      60円
2018年7月 6,800円
2021年5月 2,160円(3月に1株→4株へ分割)

 

エスプール【2471】

50万円→9,100万円

エスプールは販売支援やコールセンター向けの人材アウトソーシングサービス、ネット通販の商品の発送代行などを行うロジスティクスアウトソーシングサービスが主力事業の企業です。

障害者の雇用促進でビジネスを展開し、大幅に利益を伸ばしてきたエスプールはここ10年程度で株価は180倍以上上昇しました。

 

2011年 5円
2021年5月 911円(2021年5月22日時点)

 

レーザーテック【6920】

100万円→1億7,700万円

近年の急上昇株の代表格「レーザーテック」です。

レーザーテックは半導体マスク欠陥検査装置を中核とし、半導体関連装置、エネルギー・環境関連装置、FPD関連装置およびレーザー顕微鏡の開発・製造を行なっています。

主力の半導体マスク欠陥検査装置はシェア100%で、ここが欠けると半導体が作れなくなると言われています。もちろんどの装置も欠けてはなりませんが、レーザーテックの装置はシェア100%のため市場価値はかなり高いです。

利益率も高く、業績・財務は好調で企業価値を大幅に伸ばしてきました。

株価はここ10年で177倍以上に上昇しました。

 

2011年 100円
2021年5月 17,740円(2021年5月22日時点)

 

まとめ

イナゴ銘柄、長期で大化け銘柄をいくつか挙げてきました。

列記した以外にも大化けした銘柄はいくつもあります。

長期投資家が狙うのは、至極当たり前ですが長期大化け銘柄でしょう。

なぜならば、イナゴ銘柄は利益確定のタイミングが難しいからです。
うまくいけば短期で利益をあげられるかもしれませんが、それは完全に運否天賦となります。

 

一方で企業価値上昇で実体を伴った株価上昇をしている企業は、少しずつ着実に上昇していきます。
例えば、業績が落ちたタイミングなどで利益確定を実施すれば、簡単に利益を確保することはできるでしょう。

長期投資家はいかに成長企業を早い段階で見つけるかが鍵になってくると思います。

将来のトレンドを見抜く慧眼や、はたまた決算書を読み解く知識など、
多少なりともスキルを磨く必要があるのではないでしょうか。

 

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