高配当メイン→インデックスメインへ投資方針の見直しを考えています

2020年7月27日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

記事タイトルの通りなのですが、最近いろいろ思うことがあり、投資方針の見直しを考えています。

具体的には高配当メインからインデックス投資メインへの変更です。

なぜこう思ったのか、理由を書いていこうと思います。

投資方針見直しを考えたきっかけ

①高配当投資のパフォーマンスの悪さ

投資方針の見直しを考えたのは、高配当投資のパフォーマンスの悪さからです。

今までは↓グラフのように高配当個別株メインで投資をしてきました。

以前からパフォーマンスは市場平均と比較して良くありませんでしたが、今回のコロナショックが更に追い打ちをかけました。

S&P500や全米株式を指数とするインデックスはGAFAMを筆頭に回復も早く、更にはコロナショック前の水準をも超える勢いで反発していきました。

ところが、私のポートフォリオは高配当に重きを置いているが故、反発の動きが鈍かったのです。

詳しいポートフォリオは↓記事をご参照ください。パフォーマンスも載せています。

 

保有株式は依然として含み損を抱えたままですし、配当を含めてもトータルリターンは大して増加していません。

私はつみたてNISAでインデックスを積み立てていますが、インデックスファンドの方が圧倒的にパフォーマンスは良かったです。

つみたてNISAで積み立てているインデックスファンドのパフォーマンスは+10.5%だったことに対し、高配当個別株のリターンは現状株価(含み損)+配当込計算でマイナスリターンでした。貯金していた方が資産は増加した訳です。

そう、個別株は配当が含み損を超えられていないのです。

②効率の悪さ

時間が経過すれば配当を得て、パフォーマンスは改善傾向になるでしょう。

とはいえ、配当受取に税金がかかっているためパフォーマンスは低下します。

これでは配当を再投資するインデックスファンドの方が圧倒的に効率という面では優るのではないでしょうか。

 

更に、当方はFIREを目指している訳ではありません。定期的なキャッシュフローが必要な訳でもありません。

株式から得た配当は結局再投資に回している訳で、どうせ再投資するなら税金が掛からないファンド内で完結したほうが効率は良いはずです。

何をメインとするか

インデックスに切り替えていくといっても、何をメインとするか、

具体的にはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)をメインとして投資していこうと考えています。

同様にS&P500に連動するETF、VOOでもいいのですが、配当を自動的に再投資する投資信託の方が効率が良いと考えます。

とはいえ、配当金を心の支えとしてやってきた身分ではありますので、連続増配株式ETFのVIGをエッセンスとして加えてもいいかなと考えています。

S&P500はこれからも上昇していくと思う

S&P500は過去同様の年率リターンで上昇していくことに懐疑的な人もいるでしょう。

私もそうでした。

S&P500は必要に応じて銘柄の組み換えを行っています。
この組み換えは時価総額順によって決まるため時価総額が大きい銘柄が自ずと組み入れられるのです。

今の時代をGAFAMが牽引していますが、時代の変化によってはネクストGAFAMが牽引する可能性は十二分に考えられるでしょう。

そういった時代の変化をもS&P500は柔軟に対応できる指数ということですね。

更に配当が再投資されるインデックスファンドであれば、たとえ指数が低迷期に入ったとしても配当の分、資産額は増加するという訳です。

 

以上の理由から、S&P500は長期的に見て最適な投資先ではないかと考えました。

実際バフェットも、遺族にはS&P500を買っておけって遺言を残していますしね。

保有株式はどうするか

上記で述べましたが、完全にインデックス投資に切り替えると思いきやそうではありません。

保有株式は残しつつ、あくまでもメインをインデックスファンドにするだけで高配当株は保有を継続します。

要はインデックス+高配当のハイブリッド投資で進めていこうという訳です。

とはいえ、ESG投資に反する銘柄は時期を見て売却していこうと考えています。

これに該当するのはMOやBTIなどのタバコ株、XOM,RDSなどのエネルギー株ですね。

ESG投資とは

ESG投資は、従来の財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)要素も考慮した投資のことを指します。

ESGに優れた企業を選別して投資をすることで、環境規制により事業継続が困難になる企業や不祥事を起こす企業への投資を避けることができ、長期的に投資リスクを下げつつリターンの改善を図ることができるという考え方です。

実際に、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)をはじめ、世界中の政府系ファンドや年金基金など多くの超長期で投資を行う機関が、ESG要素を評価したスコアに基づき構成企業を選定するインデックスを採用しています。

具体的な投資金額

投資金額としては以下のような感じでしょうか。

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500)  30,000円/月
  • つみたてNISA(楽天VTI,楽天VT,ニッセイVT) 33,333円/月
  • iFree NASDAQ100インデックス 17,167円/月
  • iDeCo(楽天VTI他) 12,000/月

合計92,500円を毎月インデックスファンドへ充てていきます。

ドルコスト平均法で定期的に買付したほうがパフォーマンスは良さそうですので、S&P500も毎月決まった日に買付していく予定です。

残りの投資余剰金はこれまで同様に個別株へ充てていこうと考えています。

 

高配当投資のパフォーマンスの悪さは今回のコロナショックで痛感しました。

とはいえ、高配当投資を馬鹿にする訳でもありませんし、高配当投資家を蔑むような言動はしていきませんのでご安心ください。(笑)

 

※投資は自己責任でお願いします。

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