高配当・毎月分配の米国BDC メイン・ストリート・キャピタル銘柄分析【MAIN】

2020年5月23日

どうもメーカー営業マンです。

今回は高配当且つ連続増配、そして毎月分配のBDC、「メイン・ストリート・キャピタル」の概要・各種データを見ていきます。

他のBDCについてはこちらの記事でまとめていますので御覧くださいませ。

メイン・ストリート・キャピタルの概要

社名 Main Street Capital Corp(メイン・ストリート・キャピタル)
所在地 1300 Post Oak Boulevard Suite 800 Houston, TX 77056 United States(テキサス州 ヒューストン)
事業内容 メイン・ストリート・キャピタル (Main Street Capital Corp) は特化投資会社。さまざまな分野の中小企業を対象に、顧客に合わせた債権や持分証券の発行による資金調達を提供。
代表者 CEO Dwayne L Hyzak
設立年 2007年(前身企業の設立は1990年代半ば)
上場市場 NYSE(ティッカー:MAIN) 上場:2010年
セクター 金融

出所:メイン・ストリート・キャピタルHP

メイン・ストリート・キャピタルはBDCのひとつです。(BDCについては後述します。)

テキサス州ヒューストンに本社を置いています。

BDCとは?

BDCとは事業開発会社(Business Development Company)の略称で、主に中小企業や新興企業等へ投資する投資会社のことをいいます。

1980年頃に中小企業や新興企業への資金供給等を促す目的で誕生しました。

BDCは未上場の中小企業や新興企業等へ融資や投資を行い、得られる利子収入や配当収入、株式値上がり益などを主な収益源としています。

BDCの特徴

BDCの特徴はなんといっても配当利回りの高さでしょう。

BDCは収益の90%以上以上を配当として吐き出すことで法人税が免除されています。
そのため、BDCは他上場銘柄と比較して配当利回りが高くなる傾向があります。

また、中小企業や新興企業はリスクが高いため通常の融資や投資を受けることが困難です。
したがってBDCでは、ハイリスクな企業へ投資することでより高いリターンを得られるという訳です。

5%超えなんてざらで、6~8%、なかには10%超えのものまで様々です。

コロナショックで株価を下げている今は更に配当利回りを上げています。

高格付けなMAIN

主な米国BDC一覧

銘柄名 S&P格付け 配当利回り 配当月
エイリス・キャピタル(ARCC) BBB- 12.21% 3月/6月/9月/12月
メイン・ストリート・キャピタル(MAIN) BBB 9.02 毎月
プロスペクト・キャピタル(PSEC) BBB- 16.14% 毎月
ハーキュリーズ・キャピタル(HTGC) BBB- 12.39% 3月/5月/8月/11月
TPGスペシャリティ・レンディング(TSLX) BBB- 9.56% 1月/3月/4月/6月/7月/9月/10月/12月
アポロ・インベストメント(AINV) none 21.95% 1月/4月/7月/10月
ソーラー・キャピタル(SLRC) BBB- 11.07% 1月/4月/7月/10月

※順不同
2020年5月17日時点

主な米国BDC一覧です。

この中でもMAINは格付けが「BBB」と他BDCと比較して最も高いことが特長的です。

BBBは投資適格基準の下から2番目となります。
BDC自体がもともとハイリスクなものですので、その中でも高い基準であることがいえます。

時価総額においては、1位 ARCC、2位 PSECに次いで、3位MAINとなっています。

MAINのポートフォリオ

MAINの投資対象は下記の通り。

  • LMM(Lower Middle Market) 46%
  • Private Loan(プライベートローン) 26%
  • Middle market(ミドルマーケット) 18%
  • Other(その他) 7%
LMMとは

ロウワーミドルマーケット(Lower Middle Market)と呼ばれ低中堅企業市場を指す。

ミドルマーケット(Middle market)とは中堅企業市場のこと。

産業別

出所:MAIN 投資家向けプレゼンテーション資料

産業別では広く分散投資しています。

地域別

出所:MAIN 投資家向けプレゼンテーション資料

地域別でも分散投資していることが見て分かると思います。

株価推移

出所:Google Finance

MAINの長期チャートです。右肩上がりで推移しています。

直近ではコロナショックで大きく下落しています。

ARCCやPSECは高配当ですが、株価はほとんど上昇が見られません。
一方でMAINは株価面で高いパフォーマンスを出しています。それもMAINの特長といえるでしょう。

市場平均を上回るパフォーマンス

出所:MAIN 投資家向けプレゼンテーション資料
ー MAIN ー S&P500

MAINは高配当ゆえにパフォーマンスは低いと見られがちですが、
市場平均を圧倒的に上回るパフォーマンスを出しています。

S&P500は118.51%1の上昇に対して、MAINは298.32%です。

ただ、やはりそこはハイリスク・ハイリターンです。
コロナショックでの下落率が物凄いことになっています。

直近配当履歴と利回り

日付 配当($) 利回り
2020/8/19 0.205 9.3%
2020/7/20 0.205 9.5%
2020/6/18 0.205 9.5%
2020/5/20 0.205 6.6%
2020/4/20 0.205 6.3%
2020/3/18 0.205 6.28%
2020/2/20 0.205
2020/1/22 0.205
2019/12/30 0.205
2019/12/13 0.24
2019/11/20 0.205
2019/10/18 0.205
2019/9/19 0.205 5.58%
2019/8/20 0.205 6.21%
2019/7/18 0.205 6.21%

出所:Market Beat

金融危機には弱い

MAINに限ったことではありませんが、
BDCは投資対象が中小企業・新興企業のため金融危機には弱い傾向があります。

リーマンショックやコロナショックのような危機で影響を受けやすいのは資金力の弱い中小企業や新興企業です。
そのため、中小企業が経営困難に陥るリスクが高いと投資家から判断され売られるのです。

実際にも今回のコロナショックでBDCは軒並み売られ株価は暴落しました。
BDC指数は年初来4割安まで売られました。

出所:IFIS

買いのタイミング

あくまで個人的な考えですが、MAINの買いタイミングは配当利回りが10%を超えたときであると考えています。

今はある程度株価は回復しておりますが、コロナショックで$20を割ったタイミングは絶好の買い場でした。

出所:Google Finance

2020年3月23日には$15.74の直近最安値をつけました。
ここは明らかに買いでしたね。

実際、どこまで下がるかわからない底なし沼の状況では買いのタイミングはかなり難しいですが。

まとめ

  • MAINは高配当で毎月配当且つ連続増配のBDC
  • パフォーマンスは市場平均を上回るが、金融危機には弱い。
  • 配当利回り10%を超えたときが買いタイミングか。

個人的には高配当で市場平均を上回っているパフォーマンスというのは非常に投資妙味ありです。
更に毎月配当で、しっかりと増配している点には非常に魅力を感じています。

ただ、ポートフォリオへの組入れ比率には注意が必要です。
個人的にはBDCの組入れ比率はポートフォリオ全体の10%以内にはしたいところです。

※投資は自己責任でお願いします。

 

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