【朗報】オリックスが減収減益の中、配当維持を発表!(2020年3月期決算)
どうもメーカー営業マンです。
みなさん大好きオリックス(8591)の2020年3月期決算短信が発表されました。
結果、減収減益でしたが、肝心の配当は””維持””と発表されました。
ひとまず一安心ですね。
決算内容を少し紐解いていきます。
オリックス決算短信(2020年3月期)
営業収益
2019年3月期 | 2020年3月期 | 増減率 | |
営業収益(百万円) | 2,434,864 | 2,280,329 | △6% |
営業収益は、商品および不動産売上高が減少したことにより6%減になったとのこと。
純利益
2019年3月期 | 2020年3月期 | 増減率 | |
当期純利益(百万円) | 323,745 | 302,700 | △6.5% |
営業収益、純利益ともに前年度比マイナスとなりました。
配当
出所:オリックス株式会社
当社は、事業活動で得られた利益を主に内部留保として確保し、事業基盤の強化や成長のための投資に活用することにより株主価値の増大に努めてまいります。同時に、業績を反映した安定的かつ継続的な配当を実施いたします。また、自己株式取得につきましては、必要な内部留保の水準を考慮しつつ、経営環境の変化、株価の動向、財務状況および目標とする経営指標等を勘案のうえ、機動的に対処してまいります。
これらの基本方針のもと、当期の1株当たりの年間配当金につきましては、前期の76.00円と同額の76.00円(中間配当金は支払済みの35.00円、期末配当金は41.00円)といたします。配当性向は前期比2%増の32.0%となります。次期(2021年3月期)につきましては、1株当たりの中間配当金の予想額は、35.00円とし、通期の配当性向は次期に限り50.0%といたします。オリックス株式会社 2020年3月期 決算短信より抜粋
上記黄色マーカー部を読んで頂ければ分かりますが、前期同額76円(配当維持)との発表でした。
とりあえず、配当維持とのことで一安心ですね。
ただ、次期配当は未定とのことですのでまだまだ安心はできません。
配当性向50%を目処としていますので、
このまま業績が回復しなければ減配の可能性も高そうです。
株価
2020年5月21日 1日チャート 出所:Yahoo!ファイナンス
決算前の株価は1,312円で引けました。
方向感が掴めない動きとなりました。
日経平均は-42円安の中、オリックスは+10円で引けました。
決算後は特買いに
【朗報】オリックス特買い pic.twitter.com/2sS8unKcHr
— メーカー営業マン@マスク (@makereigyouman) May 22, 2020
配当維持が好感されたのか、翌日は特買いの気配となりました。よかったですね!
自己株式取得は終了
オリックスは2019年に1,000億円の自己株式を取得していく発表していますが、今後の自己株式は行わず、終了となるとアナウンスされました。
当社が2019年10月28日開催の取締役会決議に基づき当期に取得した自己株式は、以下の通りです。決算日後に取得した自己株式と合わせて総額558億円の取得をいたしました。自己株式の取得価額の総額は1,000億円と設定したものの、手元流動性重視の観点から、期間延長は行わずに終了しました。
オリックス株式会社 2020年3月期 決算短信より抜粋
こちらについては正直かなり残念ですね。
自己株取得は結局半分の558億円で終了となってしまいました。
自己株式取得は株価においてプラスですし、大きな株主還元になります。
558億円と多額な自己株式取得は実施してくれましたが、どうせなら1,000億円まで続けて欲しかったですね。
以上、めちゃくちゃ簡単にですがオリックスの決算短信に触れてみました。
Enjoy!! your investment Life!!
オリックスについては↓こちらの記事をご参照ください。
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