【RDSB】巨大石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェルを売却
どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。
英蘭大手石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェル(RDS-B)の株式をすべて売却いたしました。
ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS-B)売却
株式数 :57株
平均取得単価:$49.83
売却単価 :$51.44
損益 :+$91.77(税引前)
損益率 :+3.2%
円安の影響もあり円換算では1万7千円弱(税引後)の微益でした。
この利益に加えてRDS-Bからは約1万6千円(税引後)の配当金を受領していますので、トータル利益は約3万3千円となりました。
投資額に対するトータルリターンは+10.8%という結果でした。
ギリプラスで手仕舞いできたのでよかった
RDS-Bを初めて購入したのは遡ること2年5ヶ月前のこと2019年8月末でした。
したがって、年率で計算すると約4.5%となりました。
こうして見るとかなりリターンは低いですが、一時はどうなることかと思っていたのでプラスで終われたのでよしとしましょう。
お分かりかと思いますがコロナショック渦中では、記録的原油安+大幅減配というダブルパンチを喰らって株価は墜落寸前の超低空飛行に陥っていたからです。
ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS-B) 週足チャート 出所:finviz
それまでおおよそ60ドル台で推移していた株価は一転して20ドル以下まで下落。1/3以下にまで株価は暴落しました。
私もこの大暴落をモロに喰らっています。
狼狽売りした投資家も多数
こうした中で狼狽売りした投資家も多数いました。
私が知っている中で特に印象深かったのが正直者さん(@bam11300820)の狼狽売りですね。
この方は当時の高配当投資黎明期に割と名を博していた人物で、特にRDS-Bの保有割合が高く、なんと売却時には900万円もの損失を確定したというのですから驚きです。
更に言うと、売却理由は「大幅な減配によりリタイアプランに狂いが生じてしまうから」というのもなんとも香ばしい話です。
高配当個別株投資はこうした減配リスクも視野に入れておくべきであると思います。
”不足の事態”というのはコロナショックのようにいつ起こるか誰にも分かりません。
もちろん分散も大事なのですが、仮に高配当投資でリタイアを狙っているのであれば尚更です。
正直者さんは貴重な反面教師になるかと思います(笑)
やはり狼狽売りは愚策
また、狼狽売りというのもよくありません。
損失が大きくなってくると内心ドキドキして手放したくなってくるというのもよく分かります。
ただロイヤル・ダッチ・シェルのような超巨大企業は潰れることがない限りだいたい株価は回復します。
特に良くないのが、ショック時に勢い余って売却してしまうことです。これがまさに狼狽売りなんですが。
実際彼のケースではショック直後の5月15日に損切りをしており、その時の株価は約30ドル近辺です。
もちろんこれはタラレバなのですが、今となっては50ドルを超え+66%も株価は上昇しています。
もし今まで持ち続けることができたのなら、900万円も損切りをする必要はありませんでした。
とはいえこれは先程述べたように倒産リスクの低い巨大企業に限ります。これは私のなんとなくの感覚ですが。
新興企業に関しては、時には狼狽売りも役に立つときもあると思います。
商用版テスラと言われた「Lordstown Motors(RIDE)」なんか良い例ですね。この株のように回復しない銘柄も多く存在します。これら銘柄の共通点として、新興企業という点が挙げられると思います。
Lordstown Motors(RIDE) リアルタイムチャート 出所:finviz
とはいえRIDEもいつか上がるかもしれませんけどね。これは誰にもわかりません。
エクソン・モービルも売却済
一方で、先日記事にしましたが同石油メジャーのエクソン・モービル(XOM)も売却しています。
これについては少々時期尚早でした。
まあ株式投資をやっていれば遭遇するよくあるタラレバ話ですので、こればかりは致し方ありません。
残る石油メジャーはBPのみとなりました。
早くこれも利益を確定させ、ポートフォリオをすっきりさせていきたいですね。
直近のことではありますが、かなり現金比率が高くなってきました。
FRBの金融引き締めにより、まだまだ下落は続きそうです。
株式投資の格言に「もうはまだなり まだはもうなり」というものがありますが、この言葉を念頭に置きながら投資タイミングを見計らっていければと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
Enjoy!! your investment Life!!
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