【VONG】バンガード ラッセル1000グロースETFが気になる
どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。
普段は個別株ばかり触っている私ですが、今回は珍しくETFの記事となります。
ETFの記事はSPYDを売却した日以来でしょうか。
さて、今回はバンガード ラッセル1000グロースETF(VONG)について紐解いていこうと思います。
あまり聞き慣れないETFですが、結構面白いETFだと思います。
あ、あと書いてる途中で知ったのですが、VONGについてはETFの大御所りんりさん(@SandP500ETF)が既に記事にしています。
ちなみにまだ読んでいませんよ!(本当に)
※パクってないのでご承知おきをお願いしたい。(切実)
あと記事の完成度は低いです。
バンガード ラッセル1000グロースETF(VONG)
VONGは世界最大の資産運用会社「バンガード社」が提供するETFの略称です。
正式名称は見出しにある通り、「バンガード ラッセル1000グロースETF」となります。
ラッセル1000グロース株インデックスのパフォーマンスへの連動を目指したETFとなっています。
米Russell Investments社が提供する外国株式インデックスです。
ラッセル1000指数の一部で構成されており、構成銘柄は時価総額ベースで米国市場の約90%を占めています。
採用基準はもちろん「グロース株」が対象です。
毎年銘柄の入れ替えが行われており、その時代の成長企業を反映しているとも言われているようです。
このインデックスと連動したETFがVONGという訳ですね。
基本情報
基本情報を見ていきます。
名称 | |
ティッカー | VONG |
上場市場 | NASDAQ |
ファンド設定日 | 2010年9月20日 |
ETF純資産額 | 約5,000億円(2020年9月30日時点) |
経費率 | 0.08% |
取扱ネット証券 | 楽天証券、SBI証券、マネックス証券 |
ちなみに、QQQの純資産額は13.8兆円ですので、VONGの純資産額はまだまだ小さいですね。
とはいえ、5,000億円以上ありますから、十分大きな規模を持ったETFと言えるでしょう。
ETFコンセプト
コンセプトとしては、その名の通り主に成長企業に投資するETFとなっています。
とはいえ、今や成長を引っ張っているのはハイテク企業です。
VONGは約45%がハイテク企業で占めています。
その他に、一般消費財、ヘルスケア、金融サービスと続きます。
その点でいうと、ナスダック100指数に連動するQQQとはコンセプトが違います。
QQQはナスダックに上場する新興企業を対象とするETFですが、VONGはNYダウも含めた米国全市場を対象としています。
他に成長産業が台頭してくれば、自ずと採用銘柄は入れ替わりますから、その時代に合わせた成長産業に投資できるということですね。
上位10銘柄はQQQと似ていますが、細かく分解していくと違いが見えてくるかもしれません。
比較記事については後日上げようと思っています。
採用上位10銘柄
VONGの主な採用銘柄は以下の通り。
銘柄 | 割合 |
Microsoft Corp. | 10.4% |
Apple Inc. | 10.2% |
Amazon.com Inc. | 8.0% |
Alphabet Inc. | 4.5% |
Facebook Inc. | 3.7% |
Visa Inc | 2.2% |
Mastercard Inc | 1.8% |
UnitedHealth Group Inc. | 1.6% |
NVIDIA Corp. | 1.5% |
Adobe Inc. | 1.3% |
この上位10銘柄でETFの45.3%を占めています。
3割くらいはGAFAMですね。
セクター別割合
セクター | 割合 |
テクノロジー | 44.7% |
一般消費財・サービス | 19.2% |
ヘルスケア | 14.7% |
金融サービス | 10.5% |
生産者向け耐久財 | 5.7% |
必需消費財 | 3.9% |
原材料・加工 | 1.1% |
エネルギー | 0.2% |
その他 | 0.0% |
公益 | 0.0% |
トータルリターン
1年 | 3年 | 5年 | 10年 | 設定来 |
37.38% | 21.56% | 19.98% | 17.10% | 17.15% |
2020年9月30日時点
設定来のトータルリターンは17%超えと驚異のリターンを叩き出しています。
一方で、QQQのトータルリターンも見てみましょうか。
1年 | 3年 | 5年 | 10年 | 20年 |
48.0% | 24.0% | 23.1% | 19.8% | 6.5% |
2020年9月30日時点
直近10年ではVONGはQQQに劣りますね。
ただ、QQQはどちらかというボラティリティが高いETFです。
逆にVONGはボラティリティは低めといったETFだと思います。
あくまでも個人的な主観ですが、VONGはVOO+QQQのハイブリットなETFという印象です。
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まとめ
- VONGは米国市場の時価総額上位1,000社で構成
- 米国株式市場の約90%をカバー
- 「グロース株」が対象
- ハイテクが大半を占めるが、QQQとは差異あり
個人的には結構気になるETFです。
へたらしたらVONGオンリーでもいいかもしれませんね。
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