【XOM】配当利回り8%超!エクソンモービルは買いか?

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

今回は、米石油メジャーの「エクソン・モービル」について紐解いていきます。

 

エクソン・モービルの株価はコロナショック時の大幅な原油安に連られて記録的な下落となりました。

コロナショック以前の株価は60~80ドルのボックス圏で推移していましたがその後急転直下
更にダウ平均構成銘柄から外されることが発表され、株価下落に追い打ちがかかった形となりました。

 

エクソン・モービルの株価はコロナショック後、32ドル台の底値を付けています。

その後の原油価格上昇に伴い、株価は40ドル前半にまで回復しています。

それでも現状の配当利回りは8.44%の超高配当となっています。

果たして、エクソン・モービルの株は”買い”なのか、エクソン・モービルの現状を踏まえて考察していきます。

【XOM】配当利回り8%超!エクソンモービルは買いか?

決算情報

最初に決算情報について見ていきます。

端的に言うと、エクソンモービルの現状はかなり厳しいです。

直近4年間

まずは直近4年間の売上高・収益推移です。

こうして改めて見ると、売上高・収益ともに原油価格に連動していることが見て分かります。

原油価格が下落すると石油メジャーの利益が圧縮されるため、収益が低い会社の株価はもちろん売られる訳です。

そりゃそうですね。同じ1バレルでも創出コストは変わりません。安く石油が売られるようになればその分利益も低くなります。

原油価格と石油メジャーの株価に相関性があるのはこういうことなんですね。

2020年四半期

次に、2020年の四半期ごとの売上高・収益推移です。

収益は3四半期連続で赤字となっています。

2020年は1度も利益を生み出していないことが分かります。

キャッシュフロー

次はキャッシュフローについてです。

いろいろ書いてありますが、注目するところはフリーCFの部分だけで構いません。

フリーキャッシュフローとは

フリーCFとは、会社が稼ぎ出したお金のうち事業を維持するために必要な設備投資等の支出を差し引き、最終的に会社の手元に残ったお金のことです。

フリーCFが増えると、借入金の返済や預金へと充てることが可能となるため、フリーCFが多ければ多いほど企業の経営状態は良好と言えます。

2020年の第1四半期、第3四半期はプラスとなっていますが、これは社債発行(要は借金)でキャッシュを得ているためです。

本業のエネルギー事業からは先に述べている通り収益はありません。
というか赤字ですからね、お金借りるしか運転資金の創出方法がないという訳です。

投資CFについては主に設備投資(石油の探鉱、精製等)へと充てている資金です。

この設備投資の減少や、人件費カットなどで浮いた資金を運転資金に充てたいところですが、それでも不足している状況です。

 

一方で、エクソンモービルの経営陣は借入をこれ以上行わないと発表しています。

となると、運転資金をどこから生むかというと、

  1. 設備投資カット
  2. 人件費カット
  3. 資産売却

しか基本的にはありません。

原油価格が上昇すれば話は変わってきますが。

 

こうしてみると、経営状態はかなり厳しい状況が伺えると思います。

株価が下落しているのも納得の状況です。

エクソンモービルの今後は?

さて、エクソンモービルの現状をざっと理解したところで、今後について述べていきます。

アナリストによると、以下のような予想が立てられています。

 

2020年度こそフリーCFはマイナスとなるものの、それ以降はフリーCFを創出し続ける予想とのこと。

更に驚くべきことはFair Value of Company(公正価値)は$70との予想となっています。

要は、正しい価値に基づくとエクソン・モービルの株価は$70の価値があるということです。

無論、アナリスト予想なんてものは当てにならないことは頭に入れておくべきですが。

まとめ

  • エクソンモービルの現状は依然として厳しい状況
  • 2020年度のフリーキャッシュフローはマイナス
  • 配当は維持しているが、いつ減配してもおかしくない
  • アナリスト予想は株価70ドル(?)

以上の理由から、エクソンモービルへ配当狙いで投資するには一旦ステイ(様子見)で良いかと思われます。

今後の原油価格上昇、更にはエクソンモービルの経営状態回復で株価は上昇するかもしれませんが、決算情報を見てからINでも遅くはないと思います。

安いうちに仕込んでもいいですが、それはあくまでもハイリスクな投資(投機)であることを念頭に置いておきましょう。

 

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