普通の会社員が20代で総資産1,000万円突破して見えた景色
どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。
私は26歳でかねてより念願であった総資産1,000万到達を達成しました。
この1,000万円は一つの通過点でしかありませんが、ただやはり1,000万円という大台を突破できたのは大変喜ばしいことであります。
20代でとりあえず1,000万円を目標としている人が多く散見されます。それだけ”20代で1,000万円”というのは一つの大きな壁のような目標であることは間違いないような気がします。
今回は、この1,000万円を20代で突破して見えた景色について記事にしていきたいと思います。
正直なところほとんど変わってないんですが、些細な部分で変化があったような気がします。
20代で1,000万円を築くとどう変わるのか
冒頭にも述べたように、大きくは変わっていません。
さすがに1,000万円の総資産を築いたからといって、すぐに豪遊したりなにか高額な物を購入したり、そんなことは20代から資産形成をしている人は論外のはずです。
ですから、20代で1,000万円築いてもなにも変わらないんですね。これからも引き続きこれまで行ってきたことを愚直に行っていくのみなんです。
ただ、気持ちの面で少し変わった、というか少し余裕のようなものが出てきたような気がします。
気持ちに余裕ができる
1,000万円あるからといって物凄く余裕がでてきたという訳ではありませんが、本当に僅かな、今までとは違った余裕ができたような気がします。
というのも、今までは1,000万円という漠然とした茫漠な巨大な壁が自分の目の前に横たわっていたような感覚でしたが、今ではそれを乗り越え「なんだ、意外と1,000万円って簡単なんだな」という風に思うようになりました。
ですから、今後自分に大きなマインドの変化がない限り、また予知できない事象がない限り、老後2,000万円問題なんてクリアできたも同然なんですね。
そういった将来に対する不安を少しでも取り除けたということから、多少なりとも余裕ができたような気がします。
給与のインパクトが薄まった
また、一つの変化として給与のインパクトが薄まったという感じがします。
私の毎月の給与は額面で25万円くらいです。
1,000万円あたりを超えてくると、毎月数十万円の資産が増えたり減ったりする訳です。
かたや毎日仕事にでて得られる25万円って、なんだか少ないなあとも思ってしまうんですよね。
今までは数百万円に対しての25万円でしたから、総資産に対する給与の寄与度が高い訳です。
ただ1,000万円を超えてくるあたりから、というか資産が増えてくると給与の寄与度が下がっていきます。
名著「21世紀の資本」でトマ・ピケティが唱えた「r>g」の不等式は本当に成り立つんだなと身を持って感じました(笑)
トマ・ピケティが唱えた「r>g」の不等式。
資産 (資本) によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いということ。
言い換えれば「裕福な人 (資産を持っている人) はより裕福になり、労働でしか富を得られない人は相対的にいつまでも裕福になれない」というわけです。
年齢で金銭価値は変化する
倹約や資産運用を唱う当ブログで言うのも変な話ですが、「年齢に対するお金の価値は変化する」ということは頭の中に入れておきたいものです。
というのは、同じ1,000万円でも年齢によって価値が変化するとからです。
例えば20代にとって1,000万円は恐らく途方もないお金であり、30代・40代ではできないような体験をすることができるでしょう。
また仮に60代で1億円を築いたとしても、20代の貴重な時間は還ってこず、若年期の肉体・感性は失われ、若い時程の体験はすることはできないでしょう。
なにが言いたいのかというと、若いうちはお金ばかりに執着せず、ときには自分の時間・お金を使って貴重な体験をするべきであるということです。
この考えから得られることは、これから自分が年齢を重ねていく上でもっともお金の価値が高いのは今この瞬間ということではないでしょうか。
年齢が今以上に若くなることは絶対に無いし、確実に歳はとっていきます。
若い頃のお金が今の自分の方が軽く感じるのであれば、それは今後も起こりうることであると思います。
だからこそ、年齢に応じたそれ相応の体験をしていくべきであるとも思っています。
貴重な20代はお金で経験を買って、将来後悔しないお金の使い方をしていきたいです。
倹約やお金に執着しすぎず、ときにはお金を消費する、そういったメリハリのあるお金の使い方が大事であると改めて思ったメーカー営業マンでした。
Enjoy!! your investment Life!!
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