社会人1年目で年間200万円の貯蓄は可能なのか?

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

先日とあるツイートしたら「実際、社会人数年目で年間200万円の貯蓄ってムズくね?」みたいなリプライを散見いたしました。

今回はその議題に対していくつかのモデルケースを挙げて考察してみましたので記事にします。

当記事の結論では、種々条件はあるものの社会人1年目で年間200万円の貯蓄は可能である、ということになりました。

 

実際にも私は社会人1年目で資産200万円を築いています。
これについて詳しくはこちらの記事にてまとめています。(初期に書いた記事ですのでかなり荒削りですがご容赦ください。)

社会人1年目で年間200万円の貯蓄は可能なのか?

今回は下記4つをモデルケースとして挙げてみました。

  1. 年収300万円(実家暮らし)
  2. 年収300万円(一人暮らし)
  3. 年収400万円(一人暮らし)
  4. 年収500万円(一人暮らし)

年収300万円というのは東証一部上場企業の新卒1年目の平均年収です。(大卒 23歳)

また一方で、Twitter上の株クラスタでは年齢26歳で平均年収が511万円でしたので、400万円と500万円の2つを例として挙げてみました。

尚、これらの数値については以下記事にて実際に調査したものです。

 

 

さて、実際に計算してみましょう。

試算条件は以下の通りとします。

  • 家賃 :5万円(実家暮らしは0円)
  • 食費 :4万円/月(実家暮らしは0円)
  • 光熱費:1万円/月(実家暮らしは0円)
  • 通信費:5,000円/月
  • 交際費:2万円/月(交通費含む)
  • その他:1万円

尚、寮や家賃補助等はナシとします。

年収300万円 実家暮らしの場合

まず年収300万円の手取り額は239万円のようです。
これについてはこちらの記事を参考にしました。

この時点でかなり厳しそうですね。ただ実家暮らしですので意外といけるかもしれません。

  • 家賃 :0円
  • 食費 :0円
  • 光熱費:0円
  • 通信費:5,000円/月
  • 交際費:2万円/月(交通費含む)
  • その他:1万円/月

1ヶ月当たり3万5,000円の支出となりました。
これを12ヶ月で掛けてみると年間42万円という計算になります。

手取り額の239万円から42万円を引くと残りは197万円。

ギリギリ200万円の貯蓄はできませんでしたが投資の運用分を加えれば十分達成可能でしょう。

 

年間42万円の支出で済むというのはやっぱり実家は最強ですね。

もちろん実家暮らしとはいえいくらか入れている方がほとんどでしょう。こればかりは机上の空論になりえると思います。

年収300万円 一人暮らしの場合

実家暮らしで200万円無理でしたのでもう結果は分かっていますが一応こちらも計算してみます。

  • 家賃 :5万円/月
  • 食費 :4万円/月
  • 光熱費:1万円/月
  • 通信費:5,000円/月
  • 交際費:2万円/月(交通費含む)
  • その他:1万円/月

1ヶ月当たり13万5,000円の支出で年間にすると162万円でした。

手取り239万円から引くと残りは77万円。これくらい残れば良い方でしょう。

一人暮らしであるとやはり厳しいですね。
寮や家賃補助があればだいぶ変わってきますけどね。

年収400万円 一人暮らしの場合

年収400万円の手取り額は315万円でした。

これを先程と同じく計算してみると残りは153万円

ぐっと200万円に近づきました。ただこれでも難しいようです。

無論、実家暮らしであれば余裕で達成可能です。

 

年収450万円までいくと手取りが353万円ですので、残りは191万円となります。

これに投資の運用分を加えれば200万円の資産形成は可能かもしれません。

年収500万円 一人暮らしの場合

最後に年収500万円のケースでも計算してみました。

年収500万円の手取りは389万円、残りは227万円でした。

年収500万円あれば余裕ですね。
ただ1年目で500万円というのはごく一握りの人たちでしょうから現実味はありません。

まとめ

これらのモデルケースから1年目で年間200万円の貯蓄をするには以下のような条件が必要なことが分かりました。

  • 実家暮らし または 寮や住宅手当等の補助必須。
  • 一人暮らしの場合、年収450万円以上。
  • 月の支出13.5万円以下。

またこれには奨学金等の支出が含まれていませんので、奨学金返済がある方は更に難しくなると思われます。

 

ちなみに私は1年目の年収が約400万円で一人暮らしでしたが200万円の資産形成を実現しています。

幸いなことに家賃補助が約3割、また奨学金返済がありませんでしたから、これらが大きく資産形成に寄与したものと思われます。

もちろん浪費はせずに暮らしていましたのでこの要因も大きいです。

 

一方、Twitter株クラスタ界隈には比較的高年収の方々が多いですし更に倹約家ですから、割と余裕で年間200万円の貯蓄は可能だと思います。

 

自分の年収から手取り額を算出し、月々どの程度の支出に抑えればどのくらいお金が貯まるのかを計算してみても面白いかもしれませんね。

尚、年収から手取り額を割り出すのはこちらの早見表を参考にすると良いです。日本の場合のみですが。

 

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