バリューHR(6078)を売却

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

日本株の中で長らく推していた「バリューHR(東1:6078)」を売却いたしました。

 

バリューHRは健康管理サービスを運営するサービス企業です。

競合にはベネフィットワン(東1:2412)やリログループ(東1:8876)があります。
その中でもバリューHRは売上や会社規模は一番小さいですが、バリューカフェテリアという独自サービスや健康組合の設立支援等で差別化を図っています。

バリューHRについて詳しくは↓の記事にてまとめています。

バリューHR(6078)を売却

証券コード :6078
株式数   :200株
平均取得単価:¥1,531
売却単価  :¥2,803
損益    :+¥254,400(税引前)
損益率   :+83.1%(税引前)

税引前で約25万円、税引後で約20万円の確定利益でした。

銘柄の売買を頻繁にやらないのでこれまでは税金について意識がいっていませんでしたが、こうして売却してみるとやっぱり税金って結構大きいですね。

税金だけで5万ほど持っていかれました。

 

損益率は+83%と2倍にまでは届きませんでしたが、まあよしとしましょう。
ナイス銘柄選定でした。たまたまですが。

売却理由

なんとなくですが、そろそろ天井を付けそうだったからです。

というのも、バリューHR自体あまり注目はされていなかった銘柄ですが、ここ最近の好決算で注目されるようになりました。
それで株価は爆上げした訳ですが、正直今のバリューHRの株価は割高であると思っています。(あくまで個人の感想です。)

指標的にもPERは50倍を超えていますから、市場の期待もある程度は織り込まれているものと推測します。

競合他社と比較

実際に競合他社と比較しても現状のバリューHRはやはり割高です。

下表は競合のリログループとベネフィット・ワンの主要データを比較したものです。

2021年3月期 売上高 純利益 利益率 時価総額
リログループ 1,560億 83億 5.3% 3,143億
ベネフィット・ワン 378億 67億 17.7% 6,118億
バリューHR 46億 4億7,287万 10.2% 348億

リログループの売上高はバリューHRの約30倍、ベネフィット・ワンについては約8倍。
純利益についてはリログループが約17倍、ベネフィット・ワンが約15倍。

それらに対して、時価総額がリログループの約1/9、ベネフィット・ワンの約1/17ですから、割高感は否めません。

 

というか、ベネフィット・ワンも割高感があるような感じはしますね。

リログループの株価が適正値に近いような気がします。(ベネワンがPER70倍超え、リログループは約27倍)

バリューHR 株価推移

バリューHR(6078) 5年チャート 出所:Yahoo!ファイナンス

直近5年の株価推移です。

2021年12月期で超絶決算を出して株価は大きく上昇しました。(決算内容についてはこちらの記事でまとめています。)

ただ現状は市場全体が下げているということもあり、若干頭打ち気味になっています。

 

個人的にはもう少し上がってもいいかなあと思っていましたが、一度利益を確定し様子を見ることとしました。

国策に売りなし

まだ上がると考えていたのは株の有名な格言に「国策に売りなし」というものがあるからです。

 

バリューHRは昨今のトレンドである「健康経営」を支援するサービスを展開しています。

テーマ的にはESG投資の一環として捉えることができ、経済産業省が選定する「健康経営銘柄2021」ではこのバリューHRが選定されています。

健康経営が国策とは言い難いかもしれませんが、トレンドとして世の中に波及していく未来はなんとなく分かると思います。

 

更にバリューHRのビジネスモデルはストックビジネスでありますから、今後も堅調な業績・株価を期待できると考えています。

株価がこれ以上下げるようであれば”押し目買い”と判断し、再inのチャンスを伺っていこうと思っています。

 

この”国策”という観点から銘柄を見つけてみても面白いかもしれません。

 

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