私がタバコ株に投資するならBTIを選ぶ理由【MO,PM,JT】

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

先日、高配当タバコ株のブリティッシュ・アメリカン・タバコ(以下BTI)から配当金が入金されました。

今やBTIの配当利回りは7%超とかなりの高配当となっています。

(2021年9月3日時点)

 

私自身、高配当投資から撤退した身ではありますが、仮にタバコ銘柄のアルトリア・グループ(MO)やフィリップ・モリス(PM)、日本株のJT(2914)に投資するとしたら、圧倒的にBTIを選択します。

今回はその理由を記事にしていきたいと思います。

私がタバコ株に投資するならBTIを選ぶ理由《ワケ》

私がもしタバコ株に投資するならBTIを選ぶ理由としては大きく以下3点が挙げられます。

  1. ADR銘柄である。
  2. 他のタバコ株と比較して配当性向が低い。
  3. 安定したフリーキャッシュフロー

理由について以下もう少し掘り下げていきましょう。

1.ADR銘柄である

BTIはイギリスADR銘柄であるため、米国での現地課税(10%)が発生しません。

したがって、配当金に掛かる税金が日本国内(20.315%)のみというこになります。

通常、米国株であれば、受け取る配当金は約7割(10%+20.315%)となりますが、ADR銘柄であるBTIは約8割の配当金を受領することができます。

この10%はかなり大きいですね。仮に100万円の配当金であれば10万円の差が出ます。

ADRとは

ADRとは米国預託証券(American Depositary Receipt)の略称で、米国以外の国で設立された企業が発行した株式を裏づけとして米国で発行される有価証券となります。

例えば、インドで上場している企業の株式を直接買うことはできませんが、それが米国市場に上場しているADR銘柄であれば間接的に投資できるという訳です。

画像出所:楽天証券

代表的なADR銘柄

ティッカー 銘柄名 市場
ASML ASMLホールディングス NASDAQ オランダ
BABA アリババ NYSE 中国
AZN アストラゼネカ NYSE 英国
HSBC HSBCホールディングス NYSE 英国
TSM 台湾セミコンダクターズ NYSE 台湾

米国市場に上場しているADR銘柄をいくつかピックアップしました。

これ以外にも多くの銘柄が存在しますが、このようにして諸外国の企業は米国市場に上場しているのです。

 

また、英国においては配当に掛かる税率は0%ですが、オランダの場合は15%掛かります。

この場合はオランダ現地課税(15%)+国内課税(20.315%)と英国株よりも課税が高くなってしまうので注意が必要です。

要は国によって税率が変わるので、ADR銘柄だからといって二重課税が免除されるとは限らないという訳です。

 

また、この他にADR手数料( 一般的に四半期~1年ごとに1株あたり0.25~5セント程度)が発生します。

 

フィリップ・モリスもほぼ二重課税がない

ちなみにフィリップ・モリス(PM)も二重課税がほとんど掛からないタバコ銘柄です。

PMの場合はちょっと特殊で、ADR銘柄ではないものの現地課税がほとんど掛かりません。

なぜかというと、”80/20 company”に該当する銘柄のためです。

 

”80/20 company”とは、総収入の80%以上が米国以外から発生している企業のことで、フィリップ・モリスは収入のほとんどを米国外から得ているため配当の大部分が現地課税を免除されています。

時期によって多少の差がありますが、フィリップ・モリスの場合、現地課税はおおよそ0.5%となっています。

したがって、配当金に掛かる税金は国内課税(20.315%)+現地課税(0.5%)となる訳ですね。ほぼ無視できるレベルと言ってもいいと思います。

2.配当性向が低い

BTIは他のタバコ銘柄と比較して配当性向が低いです。

各タバコ銘柄の配当性向(2021年2Q)

  • MO:約77%
  • PM:約82%
  • BTI:約65%
  • JT:約88%

配当性向が低い=減配リスクが低い と言えますからこの中で言えばBTIを選択します。

JTについては75%程度の配当性向を目処とすることを発表し、減配していますからね。

やはり配当性向が高いというのはそれだけ減配リスクを孕んでいるということです。

 

また自己資本比率の観点からもBTIを推します。

各タバコ銘柄の自己資本比率

  • MO:7.3%
  • PM:-28%
  • BTI:45.5%
  • JT:53.5%

MOやPMの自己資本比率はかなり低いです。PMに至ってはマイナス(債務超過)になっています。

一方で、BTIやJTは40%以上の自己資本比率となっており、まず倒産の可能性はないと言って過言ではないでしょう。

3.安定したフリーキャッシュフロー

フリーキャッシュフローは営業CFから設備等の投資コストを差し引いたキャッシュとなります。

つまり、キャッシュ(手持ち現金)的な余裕がどの程度あるのかが分かります。

 

配当余力にも影響しますから、タバコ銘柄のような配当を吐き出している銘柄にとっては非常に重要な要素です。

フリーキャッシュフローの面でもBTIは非常に優秀だと言えます。

まだまだ増配余力も十分なのではないでしょうか。

まとめ

以下理由から、私がタバコ銘柄に投資するのであればBTIを選択します。

  1. ADR銘柄である。 =配当に掛かる税金が少ない
  2. 他のタバコ株と比較して配当性向が低い。 =増配余力が残されている
  3. 安定したフリーキャッシュフロー =財務面○

 

実際にも、私が高配当投資を行っていた頃からBTIに投資していますが、正直トータルリターンは微妙です。

総投資額は約58万円に対して、受取配当金は約9万4千円、含み損は約7万円ですから現時点でのリターンは約4.1%となっています。

高配当投資はどうしても投資タイミングに依ってリターンが左右されますから、かなり難しい投資手法と言えます。

 

上に述べたBTIに投資する理由はあくまでも”あえて投資するならば”ですからね。

投資するとは言っていません。

どうせ投資するのであれば、もっと良い銘柄ありますし、やはり指数への投資が一番簡単且つリターンを生んでくれることでしょう。

 

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