【MARA】仮想通貨銘柄マラソン・パテント・グループが気になる

2021年1月10日

どうもメーカー営業マン(@makereigyouman)です。

最近、ビットコインを始めとする仮想通貨の価格上昇が騒がれていますね。

それに乗じて仮想通貨関連銘柄の株価上昇も起こっているようです。

今回は、米国の仮想通貨関連企業「マラソン・パテント・グループ」(ティッカー:MARA)が少し気になったので調べてみました。

仮想通貨関連銘柄として気になるようでしたらぜひご一読ください。

マラソン・パテント・グループ(MARA)基本データ

まずは基本データから見ていきます。

企業名 マラソン・パテント・グループ(Marathon Patent Group Inc)
本社所在地 11100 Santa Monica Blvd. Suite 380 Los Angeles, CA 90025 USA(カリフォルニア州ロサンゼルス)
企業概要 米国の特許権関連サービスプロバイダ。個人発明家からフォーチュン500企業まで多岐に渡る特許権者から特許および特許権の取得に取り組む。同社の所有する知的財産は、主に交付済特許および出願中特許、その他の特許権、営業秘密、特許取得のノウハウ、著作権及び技術革新で構成されている。
設立年 2010年
代表者 Mr. Douglas B. (Doug) Croxall
従業員数 15人
上場市場 NASDAQ(ティッカー:MARA)

参照元:Yahoo! Finance

企業概要の通り、MARAは特許関連のサービスプロバイダーです。

個人や企業など様々なジャンルの特許権者から特許権を購入し、特許に関するライセンス契約締結や和解交渉などを行うことで、特許権を収益化しています。

特許は400件近く保有しており、そこから特許料という収益を得ている業態ですね。

特許という意味だとロイヤリティ・ファーマ(RPRX)と似ていますね。

ただRPRXは医薬という専門的な分野ですし、モノになる前から投資していますのでそういった面では似て非なるものではありますが。

仮想通貨マイニング事業

MARAは一部で仮想通貨マイニング事業を行っています。

こちらが今回取り上げるメインの内容ですね。

というか市場から期待されているのはほぼこちらの事業でしょう。
特許ビジネスは訴訟リスクが高いですので、あまり市場評価はよくない印象があります。

マイニングとは?

データ解析の技法を大量のデータに網羅的に適用することで知識を取り出す技術のこと。

ビットコイン(BTC)はブロックチェーン技術を利用して管理されています。この技術を維持するにはこのマイニングが使われる。

難しいことはさておいて、要はドルなどの通貨でいう中央銀行が行う作業っていう認識でいいと思います。

このマイニングを行うと、報酬としてビットコインを得ることができます。

ビットコイン等の仮想通貨の値上がりが起こるとMARAのようなマイニング業者の利益が上昇します。

なぜなら同じマイニングコスト(採掘コスト)で得られるビットコインの価値が高いからです。

 

MARAはNASDAQに上場した最初の仮想通貨マイニング企業の一つであり、ブロックチェーンエコシステムとデジタル資産のマイニングに重点を置いています。

現在はモンタナ州ハーディンに独自のデータセンターを運用しています。

モンタナ州ハーディンにあるデータセンター 出所:MARA公式HP

このデータセンターでは、Bitmain社の「Antminer Bitmain S-19 Pro 」というマイニングマシンを大量に保有しています。

ゆくゆくは21,500台のマイニングマシンを展開予定とのこと。

ちなみにこのBitmain社は世界最大の仮想通貨マイニングマシンメーカーであり、S-19 Proは史上最高のスペックで、ハッシュレート110TH/s(テラハッシュ毎秒)にまで達し、現行モデルの「Antminer S17+」から約1.5倍の処理速度を実現しているようです。

画像出所:Bitmain社

MARAの株価

MARAの週足チャートを見てみます。

MARA 週足チャート 出所:StockCharts

先に述べている通り、ビットコインの価格上昇とともに利益が伸びるマイニング事業者の株価は上昇します。

これはビットコインの価格が上がっている2021年1月現在でも同様の現象が起こっています。

大底であった2020年4月の時点では1ドル以下の0.5ドル付近でしたが、なんと直近株価は26ドル以上を付けています。

ものの9ヶ月で株価は52倍にまで大化けしています。

仮に10万円分買っていたら520万円になっていたという訳です。夢がありますね。

MARA 週足チャート 出所:StockCharts

こちらはMARAの直近5年間のチャートです。

仮想通貨全盛であった2016年頃は50ドル付近の値を付けています。

今回も同様に仮想通貨の値上がりが生じていますから、上値は50ドル程度まではあるのではないかと考えます。

そう考えると株価はまだ半分の折返し地点。2倍程度の利ざやは得ることができるかもしれません。

直近決算

20′ Q3

  • 2020年第3四半期に過去最高となる83万5184ドル(約8780万円)のマイニング収益を報告(前年同期比160%)
  • 2020年9月末までの9ヶ月間では、マイニング収益は170万ドル(約1億7870万円)となり、昨年同期間(90万8175ドル)から89%の増収。
  • Bitmain社と大規模なマイニングマシン購入契約を締結。
    2021年第2四半期までに1,100%のマイニング能力増加を見込む。

直近決算内容をざっと見てみると調子は良さそうです。

更に大規模な設備投資を見込んでいることから、さらなるビットコインの値上がりを彷彿とさせてます。

ビットコインの半減期で価値上昇の可能性

ビットコインのマイニング報酬は4年に1度半分になるように予め設定されています。

価値が下がってしまうことを防ぐため、一定のペースでこの上限に到達するよう、インフレ率(新規発行枚数)がプログラムで定められているのです。これが半減期です。

ビットコインの過去の半減期では大幅な価格上昇が生じています。

  • 2012年の半減期後:1BTC=約16万円
  • 2016年の半減期後:1BTC=約220万円
  • 2020年の半減期後:1BTC=???

2016年の半減期後の2017年末には220万円以上の価格を付けています。仮想通貨バブルのときですね。

そう、もう予想が付くと思いますが、ビットコインの大幅価格上昇が生じるのは今年2021年なのです。

既にそれが予期されてから価格上昇が起こっています。500万円~1500万円になる予想もあるようです。

 

仮想通貨自体が注目されていますが、一歩引いてMARAのような仮想通貨マイニング事業者に焦点を当ててみても面白いと思います。

若干注目されつつありますが、正直まだ遅くはないかと思っています。短期的にINしてもいいと思います。

また、日本の税制上ビットコインはかなり不利です。最大で55%掛かります。

その点、米国株であれば特定口座で取引可能ですので、ビットコインを直接取引するより格段に有利にすることが可能です。

そういう意味でもMARAのような企業に注目してみてもいいかもしれません。

 

※投資は自己責任でお願いします。

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