【為替】トルコリラの下落がやばい。どこまで下がるのか。

どうもメーカー営業マンです。

私は以前、外国為替証拠金取引(通称FX)で痛い目にあったので現在はFXをやっていません。詳細はこちら。

しかし、最近トルコリラについてのニュースが多く飛び交っており、久しぶりにトルコリラ/円のチャートを見てみたら凄まじいことになっていました。

同様の新興国通貨で私は南アフリカランド/円を取引していた経験があるので、本記事でトルコリラについて触れてみようと思います。

 

トルコリラとは

ルコリラとは、トルコ共和国の通貨です。

その名の通りですね。

2009年以前は新トルコリラという名称でしたが、2009年1月から新トルコリラから改名され、現行のトルコリラとなりました。

写真はトルコの首都、イスタンブールにあるソフィア大聖堂

トルコリラの下落がやばい

トルコリラ円5年チャート 出所:楽天証券

こちらはトルコリラ/円の5年チャートです。

年々下げ続けている様子が手に取るように分かります。

私が南アフリカランド/円の取引をしていたときは、トルコリラ/円は37円くらいだったような記憶があります。

その頃から下落を続け、30円代でしばらく推移していたようですが、ついに30円も割れ、最近では20円代で推移していました。

 

2018年8月10日の東京時間で急落。あっという間に急落し、17円代まで大暴落しました。

歴史的にも大きな爪痕を残す暴落だったようですね。

ドル円で例えると、1日で20円下落したようなもののようです・・・。

為替の大暴落では最近でいうとスイスフランショックが記憶に新しいですね。

スイスフラン/円チャート 出所:Yahoo!ファイナンス

スイスフランショックでは、「モーモーミルク界」など、多くの伝説を作りました。

 

その話は置いておいて・・・、話は戻ります。

 

いやー、まさかここまで下落するとは・・・。

スワップ金利が高いこともあり、日本の投資家(投機家?)には人気の通貨ペアだったようです。

私自身もスワップの魅力に惹かれ、取引しようかと思った時期もありました。その時は確か34円とかでしたね。

トルコリラに手を出しておかなくて本当に良かったです。笑

手を出していたら今頃大変なことになっていました。ナンピン地獄に陥っていたかも知れません。

大暴落の原因は?

ここまだ大暴落したのは一体なにが原因なんでしょう。

ちょっと調べてみました。

 

大暴落の原因は大きく3つあるようです。

 

1,トルコのインフレ

トルコは過去10年最悪のインフレ下にあり、景気は悪化の一途をたどっています。

更にそれに追い打ちをかけるようにエルドアン大統領は金利利下げを主張。(本来であれば利上げしてインフレを抑制する。)

実際、金利を据え置き、とし、トルコリラは更に下落しました。

2,信用格付の低下

世界3大格付け会社の1つ、S&Pグローバル・レーティングは、トルコの信用格付けを投機的(ジャンク)等級内で更に引き下げを行っています。

インフレ見通しの悪化や、トルコリラ相場の長期的な下げ基調と大幅変動に対する懸念を反映していると指摘しています。

3,ブランソン牧師問題

8月に入ってから特に注目されているのが、このブランソン牧師問題です。

ブランソン牧師というアメリカ人牧師をトルコが拘束しており、それに対してアメリカは釈放を要求しています。
しかし、トルコはそれ拒否。国際問題になっています。

※ブランソン牧師・・・2016年7月のクーデター未遂の容疑者。(本人は否認)

 

以上の3つの要因から、トルコの内政は非常に不安定と判断され、トルコリラは売られ続けているようです。

トルコリラはいったいどこまで下がるのか

先程挙げた3つの理由は比較的短期的な下落要因です。

政策金利の引き下げに失敗しており、しばらくは下落基調が続くのではないかと思われます。

 

しかし、ここ数日の動きは明らかに売られすぎのようで、数ヶ月もすれば為替は回復するのではないかとの予想があります。

 

また、中長期的に考えると、トルコ経済は非常にポテンシャルの高く、更に高い金利が好感され、40円程度まで上昇するのではないか、との意見もあります。

 

ここが底かどうか誰にも分かりませんが、長期投資であればこのあたりが踏ん張りどころなのかもしれません。(私は手を出しませんが。笑)